モノノ怪(モノノケ)は、1クール(12話)だから、アニメ雑誌での記事は少ないのですがちょっとまとめてみました。
季刊エス、キャラベリーズ、ニュータイプ、オトナアニメなど、わりとちょこちょこ載ってます。個別記事に分けなかったものをここにまとめました。
ヤングガンガンでは「化猫(ayakashiの方)」のコミカライズを連載しているので、「モノノ怪かわら版」というページでアニメの情報も少しありますよ。 小説「海坊主」の情報なども少々。アニメ終了後はあまりチェックしていませんがコミック連載中は「モノノ怪かわら版」も続く模様。気になる人はチェックしてみては?
季刊S(エス)
「怪~ayakashi~」の「化猫」の記事も載った季刊S。「モノノ怪」に関しても、アニメ・漫画系雑誌で一番速かったような気がします。モノノ怪の記事は2回載っていて、1回目は「季刊S (エス) 2007年 07月号 [雑誌]」かな。「アニメ『モノノ怪』倉橋隆、保坂有美インタビュー」という記事が4ページほど。これが比較的濃いめの内容。美術監督さん達のインタビューです。
うち1ページにオムニバス各話の簡単なあらすじ、登場キャラクターの設定画(主に表情集)などが掲載されています。ちょっと絵が小さいんですけどね。
ストーリーや設定画など、この本が発売された時点ではまだ他ではでていなかった情報が載っています。気になる人はチェックしておきましょう。
季刊Sの2回目のモノノケ記事については、季刊エスvol.21「モノノ怪」に詳しくまとめてます。
「怪~ayakashi~」の「化猫」記事については、季刊エス「化猫(怪 ~ayakashi~)」で。
ニュータイプ
ニュータイプでは、「モノノ怪」の放送が始まるちょっと前からキャラクターデザインの橋本敬史さんが「橋本敬史のエヘクト三昧?」というイラストコラムを担当しています。
そのつながりからか、モノノ怪の記事が載ることもあります。
「Newtype (ニュータイプ) 2007年 04月号 [雑誌]」で「橋本敬史のエヘクト三昧?」連載開始。スチームボールを持った薬売りのイラストがあります。構図はスチームボーイDVDジャケットと似ているような…。 橋本敬史さんは映画「スチームボーイ」でエフェクトを担当していたのでそのつながりですね。
同じく最近毎年4月号でやっている企画、クリエイター直筆Quoカードプレゼント。そこに橋本敬史さんの描き下ろし薬売りイラスト付Quoカードも。
抽選プレゼントだったので当たった人はラッキーさん。イラストだけならこの4月号で見ることができますよ。ただし、1ページにかなりのクリエイター人数分の絵を詰め込んでいるので小さい絵ですけどね。
「Newtype (ニュータイプ) 2007年 08月号 [雑誌]」でました。見開きページでドーンと「モノノ怪」のカラーイラスト。おそらく描き下ろし。記事はたいしたことないけれど、アニメ雑誌で薬売りの版権イラストがみられる号もそう多くはないと思われるので要チェック。
「Newtype (ニュータイプ) 2007年 09月号 [雑誌]」に橋本敬史さんの見開きイラストあり。ただし、キャラクターではなく背景美術みたいなイラストです。記事は中村監督のインタビュー。
9月号の「橋本敬史のエヘクト三昧?」では傘をさしている薬売りの後姿や加代のイラストなどあり。
11月号の「橋本敬史のエヘクト三昧?」では薬売りと解き放った後の姿のイラストあり。
ニュータイプ2008年2月号の「橋本敬史のエヘクト三昧?」には薬売りイラストあり。化猫・エリザベスカラー猫・鵺のワンコも小さく描かれてますよ。クリエイター特集記事ページにも中村監督の記事が1ページあります。放送終了後だいぶたったので油断してました…。
Newtype (ニュータイプ) 2008年 04月号 [雑誌]の「クリエイター直筆Quoカードプレゼント」に中村健治監督の薬売りQuoカード。抽選グッズですが写真は載ってます。「化粧を落としたすっぴん薬売り」というかんじのあっさりした薬売りイラスト。
サインペンでさらさら描いたイラストですが、イイー!! 好青年・薬売り。この薬売りの売る薬なら買っても大丈夫!?
ヤングガンガン
漫画雑誌のヤングガンガンでは17号からayakashiの「化猫」コミック連載開始。絵は蜷川ヤエコさん。アニメのイメージをさほど離れていない絵柄でGood job!!
カラーページでアニメ紹介の「モノノ怪かわら版」連載中。アニメ放送中はアニメの紹介記事・声優さんのインタビュー記事など。アニメ終了後は小説「海坊主」の情報などが中心です。
ここで紹介している号以外にも載っているので、興味がある人は探してみましょう。
ヤングガンガン 17号
「モノノ怪かわら版伍号」ではのっぺらぼうのキャストコメントや鵺のメインキャラクターの設定画少々などがありましたよ。
ヤングガンガン 18号
「モノノケかわら版」では「化猫」メインキャラクター全身設定画とチヨの表情集紹介。ただし、幅が狭くて両肩がきれてます。市川節子役の折笠富美子さんのコメントあり。
モノノケ扇子プレゼントもやってますが…ボール紙3枚を金具で留めて開閉できるようにしたモノ。絵柄はオープニングタイトルの薬売り。
ヤングガンガン 19号
「モノノケかわら版」では「化猫」メインキャラクターの顔アップ設定画1ずつとキャラ紹介。「化猫」2話終了時点で発売された号。 小田島様のこと、ちょっとだけふれてますね。今思えば「最終話ででてくるからがんばって探してね!」という意味だったのね。
ヤングガンガン 21号
「モノノケかわら版」ではスタッフインタビュー2ページ。メンバーは中村監督、橋本さん、ヨコテミチコさん、蜷川ヤエコさん。
薬売りのビジュアルのこととか、それぞれのお仕事担当とか。蜷川ヤエコさんがホワイトボードに描いた薬売りの絵が上手くてびっくり。 いや、字が上手くても黒板に書くのは苦手な人いるじゃないですか。プロだからこそ普段描いている角度と違う角度で絵を描くのは下手かも?なんて思ったもので。
モノノ怪ヴィジュアルポスターブック
増刊ヤングガンガンの別冊付録です。漫画家さんたちのコラボレーションイラスト集というのかな。真ん中のホチキスとじをはずして切り取ればポスターに出来ます。
キャラクターデザインの橋本敬史さんも参加。くわしくはモノノ怪ヴィジュアルポスターブックのページで。
アニメージュ
モノノ怪じゃないんですけど、「怪~ayakashi~」の「化猫」についてアニメージュ2007年6月号の「2006年のアニメ界を振り返る」でちょっとだけ話題に上がっています。
アニメージュ2007年8月号でノイタミナ解体新書4ページ。フジテレビのノイタミナ枠についてのインタビュー記事なので「モノノ怪」単独記事ではありませんが、 梅澤淳稔(東映アニメーション・プロデューサー)さんの「モノノ怪」に関するインタビューが約1/2ページありますよ。
アニメージュ2007年11月号で「モノノ怪」記事カラー1ページ。中村監督インタビューとモノノ怪各話の紹介記事。 インタビュー内容はわりとあちこちで話している内容だったので、いろいろ雑誌をチェックしている人には目新しい内容ではないかも。
アニメーションノート
アニメーションノートno.6のニュース・ページで1ページだけ「モノノ怪」記事。1ページしかないんですが、設定画が載っているので一応挙げておきます。大きくキービジュアルイラスト1枚。その右に薬売りの設定画表情集1枚(ともに鉛筆線画)、全身1枚。「のっぺらぼう」のお蝶・表情集1枚。「海坊主」の本編画像(波にゆられる船)、薬売りのエンドカードイラスト1枚。
アニメーションノートno.8の「モノノ怪」特集は別ページにまとめてます。ページ下のリンクからどうぞ。
オトナアニメ
オトナアニメVol.6のモノノ怪記事は5ページ。うち2ページが見開きの表紙絵、残り3ページが櫻井孝宏さんのインタビュー。
記事ページ表紙の素材は本編画像と薬売りのエンドカード(よく使いまわされている絵です)。ayakashiの「化猫」と「モノノ怪」について、声の演技などの話が載っています。
オトナアニメVol.8には「墓場鬼太郎」の地岡公俊監督と「モノノ怪」の中村健治監督の対談が5ページ。
この二人は何つながりかと言うと、「モノノ怪」「墓場鬼太郎」はどちらも東映アニメーション制作。ついでに「モノノ怪」OP・EDの演出と絵コンテは「墓場鬼太郎」の地岡監督で、「墓場鬼太郎」OP・EDの演出絵コンテは「モノノ怪」中村監督が担当というこんがらがりそうな関係。
「モノノ怪」ファンには残念なことに、このインタビューは「墓場鬼太郎」記事の一環。「モノノ怪」の話題も出ていますが、どちらかというと「墓場鬼太郎」がメインのお題です。
中村監督の口から「整合性とかにすごくうるさいファンもいて(以下略)」なんてギクリとする言葉が。 昔と今ではアニメに関するスタンスが違っていて、ものすごく真面目にアニメを見ている人がいる。そういう人は作品や設定の細かい整合性を気にするので、貸本時代に作られた「墓場鬼太郎」のようにストーリーや設定の整合性がゆるい物語は(以下略)…という話です。
アニメ監督二人がそんな話を語り合っている対談。興味がある人は一読を。
そういえば、「モノノ怪」でも「薬売りは人間なのか? 」「退魔の剣を抜いた後の姿と薬売りの関連は? 」とか、物語に関係なさそうな細かい設定を気にしている人を見かけますね…。
私は物語の整合性と話の理解に必要な謎さえ明らかであれば、明かされなかった細かいことはどっちでもいいタイプですが、気になる人は気になるんでしょうね。
「モノノ怪」みたいに、解釈は視聴者にゆだねて正解は提示しないアニメには、いろいろ厳しい時代なのかもね?
その他
確認しようと思いつつ機会を逸してしまったのが、「spoon.」と「+act」です。とりあえず情報だけ。
「spoon.」No47の特集記事「2007 女性クリエイタ-ファイル」の中で、「モノノ怪」美術監督の保坂有美さんのインタビュ-があるとか。
「+act」vol.13の「安藤政信のNO TITLE(連載第9回)」で、安藤政信さんと中村監督の対談記事があるとか。
アニメの方ではなくて、コミカライズ「化猫(タイトルは「モノノ怪」)」の記事なら「COMiCS・DRAWiNG(コミックス・ドロウイング) NO.1」。 アニメーションノートを発売している誠文堂新光社のイラスト・ハウツー雑誌です。
ドローイングでもドロウィングでもなくて、ドロウイングらしいです。
創刊号のNo.1では「化猫」コミカライズの蜷川ヤエコさんの漫画テクニックコーナーがあって、カラーの薬売りイラストや漫画用のキャラクター設定線画(薬売り、加世、小田島など)もあります。
没になった薬売り設定画が若ーい!!少年か? まあ、どれもまんが用の設定画なので、まんがもOKの人向きです。蜷川ヤエコさんのインタビューもありますよ。
COMiCS・DRAWiNG NO.1 (2008)―漫画を描きたい、知りたい人のためのメイキングマガジン (1) (SEIBUNDO Mook)
コミック「モノノ怪」全2巻発売中。
あと、同人誌で橋本敬史さんが薬売りイラストを描いてます。詳しくはFREE DRAWING~MAGNUM SOUL~で。
グッズ
ポストカードなど東映通販サイトで発売されていたグッズ以外に、ようやく全国ショップ展開のグッズ登場、モノノ怪 トレーディングカード BOX《予約商品11月発売》と薬売りタペストリー。
トレカは何箱買えばコンプできるかは、モノによるので面倒なんですよね。1箱でSP以外はほぼコンプできるものとか、そうじゃないものとかいろいろ。良心的な内容だったらいいんだけど。描き下ろしがあるのかどうかも気になるところ。
特典カードをのぞいて全51種(内訳:スペシャルカード6種、ノーマルカード45種)。箱買いするとBOX封入特典カード付(らしい)。
ノーマルカードは座敷童子、海坊主、のっぺらぼう、鵺、化猫から、それぞれ9枚ずつだそうです。
さらに外付けの特典カードはアニメイト特典1枚、メッセサンオー特典1枚、一般店特典1枚。一般店特典というのは、お店でBOX買いしたらついてくるカードだと思います(外付けの)。アニメイト特典、メッセサンオー特典は、アニメイト、メッセサンオーでBOX買いしたらついてくる特典ですね。
常識ですが、外付けの特典カードはなくなり次第終了。
そして1パックに1枚ついている応募券を25枚集めると、描き下ろしの非売品カード(応募者全員もれなく)に応募できます。1BOX8パック入りだから、3BOX+1パック…。トレカ世界ではありがちな手法ですが、厳しいなー。
怪 ~ayakashi~・モノノ怪関連記事
ここからモノノ怪
- キャラベリーズvol.2「モノノ怪」
- 季刊エスvol.21「モノノ怪」
- キャラベリーズvol.3「モノノ怪」
- アニメーションノート「モノノ怪」
- モノノ怪ヴィジュアルポスターブック
- FREE DRAWING~MAGNUM SOUL~(同人誌)
- モノノ怪 雑誌記事情報など
- モノノ怪 スタッフ・声優・主題歌・全話タイトル
中村健治監督アニメ「つり球」関連記事
「モノノ怪」の中村健治さんのテレビアニメ監督作品第4作目「つり球」。