数週間前に発売されたアニメーションノートに「モノノ怪」の記事があると聞いて探してたのに、なかなかおいてない。以前no.7を置いていた店にno.8がない…。近所じゃどうにもおいていないので都会まででてようやく見つけましたよ。
本放送終了後、季刊S、キャラベリーズなどに記事がありますが、ビジュアル資料を見たい人はこのアニメーションノートno.8がかなりいい!! 12ページの特集です。
- 見開き表紙ページ(背景美術詰め)
- 中村監督の話(鵺、のっぺらぼうの絵コンテなども)
- 橋本敬史さん(キャラクターデザイン・作画監督)の話
- 原画集(OPの薬売りとか海坊主の菖源(若い坊主)など)
- 背景美術担当の倉本隆さん、保坂由美さんの話
- 背景美術集
それぞれ2ページの計12ページ。
記事自体はわりと「今までにどこかで読んだかな…? 」という内容が多くてさほど目新しい内容はないかも。インタビュー記事としてはキャラベリーズvol.3の方が読みごたえがある印象でした。
でもでも、ビジュアル資料はこのアニメーションノートの方がよいですね。やっぱり薬売りの設定資料が。
橋本敬史さんの話のページで左ページがまるまる1ページ設定画集。薬売りの絵は表情集2枚、着物の模様参考、追加設定、変身後表情集、変身後全身、そしてポーズ集!!
どれも線画に軽く色鉛筆というかんじで、ほぼ線画なんですが薬売り変身後設定画はあまりみかけないので、こうしてまとめてくれたのはGood Job!
そしてポーズ集キター!!え、顔がしっかりかかれていない? いいんです、ポーズ集だから。orzをやや上から俯瞰気味にみたポーズとか、妙なポーズがありますね。アクションポーズ集というかんじです。本編ではこんなに足とかあげてないよ…みたいな。笑いました。
刀箱や退魔の剣(設定画では別の名前になってます)の絵もこのくらいの大きさならみやすくてよし。着物などの作画注意事項をまとめた絵もあります。
橋本敬史さんの机周りの写真が載っているんですが、机の横のらくがき薬売り絵が…口が▽ですよ。こんな愛想のいい顔の薬売りはイヤだー…ほほえましいけど。
それから、薬売り・化猫・天秤マスコットもかわいい…。フェルト素材に見えるけど、スタッフがつくったのかな?
背景美術も絵がいっぱいあっていいですね。「座敷童子」から「化猫」までの背景がまんべんなくセレクトしているかんじで量もそこそこ。鵺の美術が好きだったのでうれしかったですよ。
ほかによかった記事は「ゲゲゲの鬼太郎・墓場鬼太郎」「魔法少女隊アルス」など。ちなみに「墓場鬼太郎」は「モノノ怪」同様ノイタミナ枠。東映アニメーションはノイタミナ枠ではホラー系担当なんでしょうか?
アニメーションノートno.8の感想まとめはこちら。
- 掲載誌、号:アニメーションノート no.8 (2008) (8) (SEIBUNDO Mook)
- 出版社・発売時期:誠文堂新光社(2007-12)
- ページ数:135(うちモノノ怪記事12ページ)
- 色:カラーページ(設定画はほぼ線画)
- 絵の大きさ:見やすい
- 総合評価:
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