アニメ「怪 ~ayakashi~」の1エピソード「化猫」のメイキング資料と中村健治監督、橋本敬史キャラクターデザイン、森田信廣CGディレクターのインタビュー記事です。
設定画は、薬売りのキャラクター設定(全身3面図)と色指定、化猫(元ネコじゃなくて化けてる方)の設定画と色指定。絵は見やすい大きさです。
美術は最後の隠し部屋(あの六角形の)の美術設定(線画)、背景美術(カラー絵)、3Dモデルと、その説明。
そして、その他の背景美術の説明。ふすま絵や天井など室内美術が17枚載っていますが、これはちょっと小さいのが残念。 配色のこと、3Dモデルのこと、ふすま絵の日本画のことなどが解説されています。
原画は薬売りと化猫の最後の戦いのシーン。21枚載っています。カメラワークがすごい。 …でも空間認識能力が低い私には、この原画のつながりがわかりにくいです…。実際の放送でも「うわーなんかすごい。でもよくわからない。」という印象だったし。
しっかり解説されているので、解説を読みながらみるといくぶんわかりやすいですよ。
スタッフ・インタビューでは、画面作りのこと、キャラクターのこと、3DCGモデル(背景)のこと、エフェクトのことなど。
監督、キャラクターデザイン、CGディレクターといったメインスタッフのインタビューなので、なかなか読み応えがありましたよ。
今のところムックなどは発売されていないので、この手のメイキング資料が好きなら要チェック!
この季刊エス2006年7月号のその他のアニメ関連記事は、「時をかける少女(6ページ)」「涼宮ハルヒの憂鬱(7ページ)」。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は原画、絵コンテ、監督&キャラクターデザインインタビューなどもりだくさん。エンディングのハルヒダンスの原画などもありますよ。
- 掲載誌、号:季刊エス2006年7月号(vol.15)
- ページ数:6ページ
- 色:カラーページ
- 絵の大きさ:見やすい(一部小さいものも)
- 総合評価:
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