アニメーションノートno.8に続いてno.9でも「墓場鬼太郎」の記事。前回はインタビュー中心でしたが、no.9ではメイキング資料中心です。
カラー10ページだけど表紙ページがあるので、記事は実質8ページ。
設定画は鬼太郎のカラー表情集が2枚。
それから猫娘、ネズミ男、物の怪、紳士(人狼)の色指定。画像処理をかける前の鮮やかな色指定なので、画像処理した後の本編の色合いとは違う色になってます。
鬼太郎の全身画を使って、もともとの色指定→色合い調整→質感調整の2段階の画像処理をかけた絵もあります。他のアニメ誌でもそんな話はでていたけれど、こうやって実際の絵を見せられるとわかりやすいですね。
「こんな処理が、コスト的にも時間的にもたいした手間をかけずに出来る時代になったんだなー」としみじみ。ものすごく手間がかかるなら、テレビシリーズのアニメではできないだろうし。と思っていたら、こんなに画像処理をするのはテレビシリーズでは珍しいんだとか。まあ一度色つけてるんだから、二度手間といえば二度手間。
そういえば、元の色合いの鬼太郎。この色合いなら日曜朝の「ゲゲゲの鬼太郎5期」にゲストで出られそうな、鮮やかな色合いですよ。
背景美術は2ページ。こうしてまとめてみると、かなりがんばってますね。色が原作の水木しげるさん色に近づけているかんじ。
第1話の絵コンテが大きく4枚。1話だからか、しっかり描きこまれてますね。イマジナリーラインの話は興味深かったです。カメラワークには疎いので、説明してもらえるのはありがたい!
地岡公俊監督のお話少々。お仕事デスク周りの写真なども。
墓場鬼太郎好きなら買ってもいいかなーと思うけど、この記事だけで買うにはツライかも。アニメーションノートno.9はメイン特集が「メカを描く」なので、ジャンル的にね。
個人的にはカイバ(アニメーションノートno.9)の記事もよかったので、それを含めて興味があるならいいかな。アニメーションノートno.9の感想まとめはこちら。
- 掲載誌、号:アニメーションノートno.9
- ページ数:墓場鬼太郎記事10ページ
- 色:カラーページ
- 総合評価:
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