カイバの8話「化けの皮」の感想。8話から舞台は最初の惑星ララへ。ワープの秘密がとうとう明らかに。一想団の真実とポポの野望。ラブストーリーあり、野望ドラマあり。

感想はあいかわらず独断で書いてます。ネタバレ多いので注意。


今まで断片的な活動しか描写されていなかった一想団について、とうとう語られるときがきましたよ。

指導者・ダダさま(声:玄田哲章)、幹部・ポポさん、鉄砲玉・ネイロ(声:能登麻美子)ってカンジ? ちょっと、ダダさまの声ナレーションじゃないですか。まさかダダさまの手のひらで踊っていたなんてことは…。と思ったけどそんなことなかったぜ!

過激でアブナイ組織・一想団。ポポさんは副指導者候補というかなりいいポジションです。これまでいろんな悪事に手を染めてきたに違いない!

体の弱い妹の、体の乗り換えを助けた妹思いの兄さん・タケヒコにCV:保村真さん。あっさり粛清。出番これで終わり!?

どんな理由であっても記憶のチップ化を許さない一想団。しかし、粛清を強行したポポも、過去に同じ事情をかかえて…。

1話に登場したジャクチュウが再登場。あれっきりのキャラかと思っていたのに。1話で言っていた「ワッカらしいボディ」の謎が解けました。頭に光るワッカついてますね、彼は。

コピーワープ(声:三瓶由布子さん)の登場。ワープに関する情報がかなり語られているので、この回は見逃さないように。

ダダさまに弱みを知られていることをサテから聞いて、保身のために動くポポ。そして知ったダダさまの正体。全てが偽りだった一想団への失望と、ワープを倒すチャンス。ポポの気持ちが野望へと変わる…。ポポの心が壊れました。

おそらく今まで心ならずも粛清を行ってきたポポ。それも全て一想団の理想のため。みんなの幸せのため。そう信じてやってきたのに全ては偽りのまやかし。しかし自分自身でワープを倒し天下をとれば…今は千載一遇のチャンス。やさしかったポポが野望に走るのも無理ないですよ。

コピー・ボディがお餅のようにぺターンとプレスされるシーン。イマドキありえない描写です。1話で登場したエロ記憶屋キチ(声:岩永哲哉さん)の活躍。あの自動走行椅子すごーい!!

2話で語られていたオリジナルとコピーの関係は、ここで生きてくるわけですね。

今回初登場でポポさんに野望の階段をのぼらせたサテ(声:甲斐田裕子さん)が、訳知りすぎてちょっと怪しい気がします。ホントに味方か!?

ポポ、チェキ(声:藤村歩さん)、ネイロの幼馴染時代がかわいい…。ポポはチェキのことが好きなのね。それなのに次回…。

植物カイバが惑星ララに向かっているとの情報が!! まさかホントにラストバトル!?


追記。

サテ:オレはあんたを、ここで失いたくないんですよ!

8話を見ただけでは「ポポさんには熱い舎弟がいるなー」くらいだったんですよ。「AKIRA」でいうところの山形みたいな? でも11話を見た後で、今回のこのセリフをあらためて聞き直すと…告白ですよね。ただ一度の。

サテはどんなときもポポに誠実だったけれど、「自分の気持ち」を口にしたのはこのセリフだけかな。しいていうなら最後のアレもそうだけどね。

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