アニメーションノートはno.9に引き続き、no.10でも「カイバ」記事。今回は湯浅政明監督のインタビュー+1話から6話までの絵コンテ集。
インタビューは「どんな風に各話担当者に話を割りふったか」など。各話の絵コンテがメインなので、それに関する話です。
湯浅監督の絵コンテはわりとラフ。3話「クロニコのながぐつ」の横山彰利さんの絵コンテは、すっきりしたわかりやすい線の絵コンテ。クロニコのカットが妙にかわいいというか、愛がある気がするのは気のせい?
同じく横山彰利さん担当の2話「密航」の絵コンテは、「よりによってそのシーン!? 」といいたくなるシーンがセレクトされてますよ。
4話「ばあさんの記憶の部屋」三原三千夫さんの絵コンテは、季刊Sに載っていた原画のシーンの絵コンテなど。4話は三原三千夫さんが絵コンテ、作画監督、演出、原画、動画まで担当しているため、パッと見で絵コンテも原画もほぼ同じ絵に見えますね。
5話「憧れの星アビパ」のウニョンさんの絵コンテは意外と(?)普通でした。まあ載ってたシーンがあそこだからかも。アニメ本編はビビッドな色遣い。他の回と比べてかなり異色に見えますが、モノクロの絵コンテでみるとわりと普通ですよねー。
まあそんなかんじで、6話までの絵コンテが各話数枚ずつ載ってます。絵コンテは興味ない人も多そうだけど、興味ある人は見ておくといいですよ。
あ、この号から値上がりしたので気をつけて。物価上昇の波がこんなところまでー。
スタジオジブリのレイアウト展にあわせた近藤勝也さんのレイアウト特集や、チーズスイートホームの記事など、個人的には読みたい記事がいっぱいあって満足でしたよ。
- 掲載誌、号:アニメーションノート no.10 (2008) (10) (SEIBUNDO Mook)
- 出版社・発売時期:誠文堂新光社(2008-06)
- ページ数:135(そのうちカイバの記事は6ページ(カラー))
- 総合評価:
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