「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」第12話「Take heed of the snake in the grass.(草の中にいる蛇に用心せよ)」の感想です。

ジェイクはくじびきでヒーローと1:1で戦うセブンマッチを提案。誰か一人がジェイクに勝てば、パワードスーツを退けて市民達を自由にするとのこと。

今回ジェイクやたらに強い!? と思ったけれど、次回ジェイクの能力が明らかになってみれば八百長試合みたいなもんですよ、コレ。

ジェイクの能力は1対1の勝負だと強いけど、1対多の戦いには弱い能力。

だからこそ、自分が有利なように1対1の勝負を持ちかけてます。一見正々堂々に見えるけど、実は全然そんなことはないですよねー。

レジェンドがジェイクを逮捕したときの記録がない。そのためジェイクの能力がわからない。ナゼ? と思ったけれど、この事情は後日明らかになります。

しかし、ジェイクに対抗するために今こそヒーロー達の結束が必要だというのに、深刻な仲たがいをしてしまう虎徹とバーナビー。

「両親の仇を討つ」という志に暗雲がたちこめるような虎徹の失敗だけに、譲れないバーナビー。

タイガー&バニーはこの試練を乗り越えて、真のコンビへ成長できるのか!?


ジェイクのアジトへ乗り込むバーナビー。ジェイクに化けた折紙サイクロンを、ジェイクと勘違いして捕らえる虎徹(ワイルドタイガー)。

その行動が、ジェイクを取り逃がしてしまう結果に。

虎徹の失態を責めるバーナビー。バーナビーは偽ジェイクが折紙だと気づいているくらいには冷静だった。一方虎徹は見抜けなかった。

虎徹はバーナビーがジェイクを前に冷静さを失うのではないかと心配していたわけだけど、バーナビーは虎徹が心配するほどの事はなかったわけで。

バーナビーはウロボロスの事になると今まで何度も冷静さを失って暴走してたから、虎徹の心配もわからなくもないんだけど。それでもいくつかの失敗を経て、バーナビーも成長してきたのですよ。

バーナビー:だいたい、なぜあそこに来たんです?
    僕一人に任せてくださいと、言いましたよね!?
虎徹:い、いや、やっぱり不安でな…
バーナビー:どうして…どうして僕を信じてくれなかったんです!?
虎徹:!?
バーナビー:せっかくあなたをパートナーとして信じてみようと思っていたのに!
   自分の事を信じてくれないような人など、信じられません

うん、これは正論…かな。バニーちゃんがもうちょい大人ならもう少し前向きなことが言えただろうけれど、なにせまだ若い!! そこまでは求めすぎだよね。

虎徹は前回のバーナビーとの会話での、バーナビーの不安に気を回しすぎた感がありましたね。

相棒だからこそ「余計な心配すんじゃねえよ、俺に任しとけ!」ってことで。

虎徹には「信じられません」と立ち去るものの、お家に帰ったら虎徹がバニーをかばったときの「ヒーローを信じて」のたすきを握り締めるバーナビー。

まだあの燃え残り持ってたのね、バニーちゃん。不信の中にあっても、これまでの築き上げてきた関係を、虎徹の事を「信じたい」のでしょうね。

そんな時、ジェイクの提案で始まるセブンマッチ。虎徹はジェイクの能力をビームだと判断して、仲間のヒーロー達に伝える。

スカイハイ:心配には及ばない。どんな凶暴な能力でも当たらなければ意味がない
    奴の首根っこを捕まえて、必ず君(バーナビー)の元へ連れてくる!!

スカイハイ頼もしい…ステキー!!!

いよいよ戦闘開始。1番手はスカイハイ。強い、スカイハイ、強い!

でもジェイクはバリヤーで全ての攻撃をかわし、スカイハイの隙をついて反撃。吊るされるスカイハイ。

虎徹がビームだと思っていたものは、バリヤーを攻撃用に転用したものだった…。

2番手、牛角さん…じゃなくてロックバイソン。瞬殺。かませ犬すぎでツライ(笑)。

折り紙サイクロンの意識が回復。パワードスーツ撃破の突破口が! パワードスーツへの指示は通信で行われているので、その通信を遮断してしまえば…。

けれども、作戦決行の準備は明朝までかかる。何とか時間稼ぎをしたいところ。

3番手はワイルドタイガー。そして4番手はバーナビーに決定。

虎徹:おい、俺が悪かった、許してくれ

ジェイクとの戦いに赴く前に、バーナビーに謝罪する虎徹。おじさん、珍しく真面目に謝ってます。今回は真剣におじさん反省。

ジェイクに負けるつもりはないけれど、「今言っておかないと、謝る次の機会があるか…?」と思ったのかも。

戦いではパワーでもスピードでもジェイクに敵わない虎徹。

ワイルドタイガーのケリが偶然当たって、切れるジェイク。さらにワイルドタイガーを執拗に攻撃。終に戦えなくなるワイルドタイガー。

このペースでヒーロー達が負け続ければ、パワードスーツへの通信を阻害するジャミングシステムの用意が整う明朝までもたない。

アニエスは続きを明朝にすることをジェイクに提案。

アニエスさんの視聴率へのこだわりはもはや職業病。ジェイクへの提案はもちろん時間稼ぎなんだろうけど、視聴率への執着もかなりのものです。

ジェイクは提案を受け入れて、今日のゲーム相手全員を解放。

意識不明の状態で集中治療室へ運ばれる虎徹。画面には出てなかったけれど、他の2人も病院送り。

ジェイクは「次の対戦相手・バーナビーが負けたら、シュテルンビルトの半分を壊す」と宣言。

バーナビーは勝って市民を救い、両親の仇討ちなるか!?

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