「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」第2話「A good beginning makes a good ending.(はじめが肝心)」の感想です。
第1話の引きで新人バーナビー・ブルックス・Jr.とコンビを組む事になったワイルドタイガー。
石像が動き出す事件発生。さっそく2人でサイドカーで出動。
かっこよく(?)マシンを運転するのがバーナビーで、サイドカーに座ってるのがワイルドタイガー。
ワイルドタイガー:何で俺がこっちなんだよ!?
バーナビー:お似合いですよ
ワイルドタイガー:答えになってねぇ
バーナビー:会社の命令です
嫌味なバーナビーですが、社命とあって従うしかないワイルドタイガー。
他のヒーローたちは既に現場に到着。各自で行動中。
ブルーローズ:私の氷はちょっぴりコールド、あなたのハートを完全ホールド
ブルーローズの決め台詞は、少しずつ変えて今後も登場。
マリオ:生意気なのはボディだけじゃない
実況担当のマリオはあおり気味(笑)。
いきなり突入せずに、他のヒーローの動向をチェックするバーナビー。
なるべく他のヒーローとかぶらずに、登場をアピールする計算高さ。そんなバーナビーに
ワイルドタイガー:俺がワイヤー引っ掛けてぶっ倒す!
バーナビー:却下します
ワイルドタイガー:うるせえ、お前にヒーローってやつをみせてやる
そんなワイルドタイガーを放置して、かっこよく石像の上に登場するバーナビー。
ちょうどそのとき石像を狙ったワイルドタイガーのワイヤーが、バーナビーの胸部ボディに。
ワイヤーで引っ張られて、全力でワイルドタイガーの胸にとびこんでいくバーナビー(笑)。からまるワイヤー。
バーナビー:何の冗談ですか?
ワイルドタイガー:お前が引っかかってきたんだろ
バーナビー:早く外してください
口論する二人の上から襲い掛かる石像!?
虎徹:もうあんな奴と組めませんよ
ロイズ:そういうセリフは結果残してから言いましょうねえ
さっきなんかもう君達終わったって思ったよ
私もそう思いました(笑)。
なぜか間一髪で動きを止めた石像。その間に2人は脱出したようです。
ロイズ:立場わかってる?
虎徹:立場?
ロイズ:バーナビーをひきたてる2番手として君と契約したんだよ
虎徹:はぁ?
ロイズ:バーナビー君のセカンド、補佐、オマケ。わかる?
F1なんかでありますね、ファーストドライバーとセカンドドライバー。
チームのファーストドライバーの上位入賞のために、セカンドドライバーがサポートするような関係。
要するに会社としては、新人のバーナビーを補佐するために経験豊富なワイルドタイガーにサポートさせる目論見があったわけです。
かつては人気があっただけに、その凋落ぶりが悲しい虎徹。
ロイズさんから、メカニックも怒ってたと聞かされてメカニックの斉藤さんに会いに行く虎徹。
メカニックの斉藤さんは声が小さくて、何を話してるのか聞き取りにくい人。そのため画面には字幕が出てます(笑)。
斉藤さん:これが私が開発したスーツ。こっちがお前が以前着ていたクソスーツだ
虎徹:そんな言い方されるほどには…
斉藤さん:それはどうかな?
斉藤さんのスーツ耐久比較シミュレーション開始。燃やされる新旧スーツ。燃えない新スーツに対して、旧スーツはあっという間に消し炭に。
それ以外にも数々の耐久テストに耐え抜く新スーツ。それ比べて…。
斉藤さんの新スーツはスゴイ! でも旧スーツに思い入れがあるだけに、複雑な心境の虎徹。
さらに5分だけのハンドレッドパワーの虎徹のため、斉藤さんがつけてくれた謎のギミック。スイッチを押すと腕のパーツがカシャカシャ開いて…。
斉藤さん:時計かよってね
いや時計ならもっと普通でいいじゃん。斉藤さんたらマニアック(笑)。
時計の時刻を見て、娘の楓との約束を思い出しあわてて飛び出していく虎徹。
急いで娘に電話しているときに、出動要請のアナウンス。先にヒーロースーツ着用して待っていたバーナビー。
ワイルドタイガー:悪い、待たせたな
バーナビー:僕の人生の3分を無駄にした事、一生忘れません
ワイルドタイガー:お前、友だちいないだろ
バーナビーがツンツンすぎ!! 会社の先輩にここまで言える後輩はいないよ…。
バーナビー:僕は、あなたを信じていません
本当は、あなたとコンビなんて組みたくなかった。でも会社命令なので
なんというか…人間関係はどうでもいいのかバーナビー。毎日顔を合わせるコンビでここまで言ってしまうと、後々つらいと思うんだけど。
そんな2人にまたもや襲い来る石像。
ここで虎徹の少年時代回想。
伝説のヒーロー・レジェンド登場。レジェンドの能力はバリヤー?
強盗の人質になるも、ヒーロー能力発動で犯人をふっとばす少年・虎徹。
自分の能力を卑下する虎徹に
レジェンド:その力は人を守るためにあるんだよ
君のおかげで助かった、これで君もヒーローだ
このときのレジェンドとの出会いが虎徹がヒーローを目指すきっかけに。以来、レジェンドは虎徹の憧れ。
虎徹の旧スーツへのこだわりは、憧れのレジェンドのようなヒーロー姿へのこだわりだったわけです。
少年の日の回想終了。虎徹が目を覚ますと、石像に捕まっていたタイガー&バーナビー。
どうやら石像に捕まったときに、気を失っていたようです。
能力発動してさっさと抜け出ろというタイガーに
バーナビー:5分しかもたないんですよ、ここで使ってしまうのはちょっと
ワイルドタイガー:まったく、じゃあバニーちゃんはご自由にどうぞ!(気合)はああぁぁぁ!
バーナビー:ちょっと待ってください!
ワイルドタイガー:なんだよ(怒)!!
バーナビー:聞き違いでなければ、今僕の事バニーちゃんて
ワイルドタイガー:ぴょこぴょこはねて、お耳が長い。かわいいウサギちゃんみたいだな。
バーナビー:僕はバニーじゃない、バーナビーです
ワイルドタイガー:僕はバニーじゃない、バーナビーです
バーナビー:そんな言い方はしていない!
論理で相手を屈服させるバーナビーと違って、感情の煽り方が上手いタイガー(笑)。
相手をイラッとさせるツボをよく押さえてます。
結局、石像を操っていたNEXTの少年トニー(声:代永翼さん)を説得。
少年時代に虎徹がレジェンドからされたように、トニーを助けるワイルドタイガー。
トニーにNEXT能力で人助けをさせることによって、トニーは自分の能力を肯定的に見ることが出来るようになり、反省して警察へ。
ヒーローポイントにこだわるバーナビーは、そんなタイガーの甘さを否定。
バーナビー:もう、あんな男とは組めません。あんな甘い…
マーベリックさんに愚痴るバーナビーには、何か秘めたる目的があるようです。マーベリックさんはそれを知りつつ、後押ししている模様。
帰宅後、チャーハンを食べながら娘と電話する虎徹。
スケート会場で瓦礫の下敷きになりそうなところを、間一髪バニーにお姫様抱っこで助けられた楓はすっかりバーナビーのファンに。
他の観客を助けるために、瓦礫を撤去して出口を確保していたタイガーは楓の危機に間に合わなかったから仕方がない。でも複雑な心境でしょんぼり。
Cパートでバーナビーの子供の頃の家族写真と端末に映ったウロボロスのマーク。
写真を持つバーナビーの手に力が入って、写真たてのガラスにヒビが。うーん、なんか不吉。
2話の見所は、タイガーのバニーちゃん命名シーンとバニーのツンぶりでしょうか。
バニーちゃんは、1話でワイルドタイガーを姫抱っこ、2話ではその娘の楓を姫抱っこ。姫抱っこ好き?
とにかく「ヒーローTV」でいつカメラが向けられてもいいシーン(見せ場)になるように、カメラを意識して計算高く考えて行動しているようです。
そんなわけで、これ以降も姫抱っこ歴は更新するのです(笑)。
ところで、2話ではNEXTに対する一般人の差別と偏見が描かれています。
NEXT出現から45年という設定ですから、まだまだNEXTという存在がなかった時代の記憶が根強い社会のようですね。
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