特集は「ProductionI.G」。大きい記事は押井守さん(イノセンスとかジブリの鈴木敏夫さんとの対談とか)とか「東京マーブルチョコレート」とか「ツバサTOKYO REVELATIONS」。
劇場アニメ「空の境界」の記事もあり。
しかし、マイペースで自分の気になった記事だけを紹介するのでした。
東京マーブルチョコレート
「東京マーブルチョコレート」は小林七郎さんの背景がメインで6ページ。
塩谷直義監督のインタビューと絵コンテであわせて4ページ。「全力少年」「マタアイマショウ」それぞれの作画監督さんのインタビューなど2ページ。
キャラクターの設定画はほとんどないです。谷川史子さんの原案絵はキャラベリーズvol.3の方がいっぱい載ってたので、設定画目当てならキャラベリーズvol.3がおススメ。
ユニバース
坂本真綾さんの「30minutes night flight (DVD付)」限定版の特典DVDに収録されているショートアニメなんですよ。坂本真綾さんの唄う「ユニバース」にあわせたアニメ。だから5分に満たない短いアニメ。アニメ制作はProduction I.Gです。キャラクターデザインは劇団イヌカレー。
おそらく劇団イヌカレーでアニメファンに有名なのは「天元突破グレンラガン」11話のニアの回想影絵シーンじゃないかな。「ユニバース」の絵もああいうかんじの絵もありますよ。
「ユニバース」のプロモーション・ビデオは別にあるのかもしれませんが、このショートアニメはプロモーション・アニメビデオみたいな感覚だと思っていいです。NHKの「みんなのうた」で流してくれ!!っていいたくなるような水彩画のようなアニメです。すごくかわいいんですよ。
で、このアニメーションノートno.8には、そのショートアニメ「ユニバース」の制作資料があるんですよ。記事も合わせて6ページ。
モノクロのキャラクター設定画が6枚、カラーのイメージボードが6枚。作画用のレイヤーのパーツとかいろいろ紹介されてます。いいよね、この水彩イメージボード。わりとそのまま映像化されてるかんじです。技術の進歩はすごい!!
そして原画と絵コンテ!「自分の中にあるのー」のあの歌がパアァァッと盛りあがるシーンの原画ですよ。
完成した本編カット集も少しあるので、「30minutes night flight」限定版を買いのがした人はこの本で楽しみましょうね。
女子アニメーションの世界
クリエイター系の女性アニメ作家さんたちの特集記事。富永まいさんを始め6人の作家さんとその作品が紹介されています。こういうクリエイター系だと絵コンテもそれぞれ個性があって面白いですね。
ゲゲゲの鬼太郎×墓場鬼太郎、モノノ怪、魔法少女隊アルス
それぞれ個別ページで感想を書いてます
- タイトル:アニメーションノート no.8 (2008) (8) (SEIBUNDO Mook)
- 出版社・発売時期:誠文堂新光社(2007-12)
- ページ数:135
- 総合評価:
内容紹介
- アニメーションノートno.8「特集:ProductionI.G」
- 押井守
- 東京マーブルチョコレート
- ツバサTOKYO REVELATIONS
- ユニバース
- ゆめだまや奇談
- 空の境界
- 墓場鬼太郎×ゲゲゲの鬼太郎
- モノノ怪
- 魔法少女隊アルス ザ・アドベンチャー