アニメは大好きだったのに、なぜかガイドブック的な物は買ってなかった「COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)」。
理由は簡単。その昔、パソコン通信のニフティサーブにサンライズがやってた会議室(フォーラム)があったんですよ。そこで設定画やスタッフの寄せ書き色紙などいろいろ見ることができました。
カウボーイビバップは放送形態のせいか、全話の資料が載っているムックがなかなか発売されなかったので、そっちで満足してたのです。
そんなわけで最近までビバップの設定資料集はアニメ雑誌の付録ぐらいしかもっていなかった私ですが、最近ひょんなことから手に入りました「カウボーイビバップ サンライズアートワークス」。モノクロページのみですが、TV版全話の設定資料がてんこもりです。これがあれば他の本はいらないかなーというボリューム。
それではこまかい感想など。
- 設定資料集
カウボーイビバップのテレビ版の設定資料集。大きく分けて、メインキャラ、メインメカ、各話ゲストキャラ、各話メカ、美術の5パート。かなり詳しいです。各話キャラ、メカ、美術は最終回まで全話分載っています。
ビバップ号の内部、スパイク機、フェイ機のモニターパターンから、チェスの駒、アンディ特製サノバガンシチューのパッケージ、メインキャラの各話服装…その他もろもろ。なんでも載ってるんじゃないかという勢い。
絵の量は文句のつけようがありません。さすがはサンライズが制作したムック。
気になるのは絵の大きさですが、A4縦サイズの本なのでメインキャラは2段に分けて1枚ずつ収録(つまり1ページに2枚の設定画)。メインキャラは、スパイク、ジェット、フェイ、エド、アインの4人と1匹しかいないので余裕の大きさで収録されているわけです。
その他の設定画は重要そうな絵はメインキャラ同様、1ページに2枚収録。でも全部をその大きさで収録するとページが足りない!! 一番小さいものでは1ページに8枚(縦4枚×横2枚)収録になってます…。
1ページ8枚の場合、メカや美術を見るにはちょっと小さいかな…という印象なんですが、印刷はわりときれい。ほとんどかすれてないので思ったより見やすいですよ。
- 作画監督修正集
全部で4ページ。キャラはスパイク、ジェット、フェイ、アイン。なぜかエドはなし。
- OP・ED絵コンテ
-
本編画像と絵コンテを比較する形で掲載されています。OP・EDともに抜粋。全部見られるわけじゃないので、さほど魅力的じゃないかも。
解説文などは一切なくて、設定資料を載せているだけという内容です(設定画自体に元からついてる説明カキコミはあり)。モノクロだし、設定画好きの人以外は手を出さないほうがいいと思います。
設定画好きにはこのボリュームはかなり魅力的なので、お財布と相談して…ってところでしょうか。
ちなみに私が買ったのはPOD版。ブッキングから復刻されたバージョンです。最初にサンライズから発売された「カウボーイビバップ サンライズアートワークス」とは微妙に中身が違うかもしれません。そのあたりは気をつけてくださいね。
- タイトル:カウボーイビバップ―TVシリーズ POD版
- 出版社・発売時期:ブッキング(2001-10)
- ページ数:197
- 総合評価:
内容紹介
- カウボーイビバップのテレビシリーズ設定資料集
- 設定資料集
- 作画監督修正集
- OP・ED絵コンテ集
- スタッフ・声優リスト
カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)関連記事
- カウボーイビバップ TVシリーズ(サンライズアートワークス)
- Toshihiro Kawamoto:COWBOY BEBOP Illustrations The Wind
- カウボーイビバップ スタッフ・声優・主題歌・全話タイトル
- Toshihiro Kawamoto Artworks The Illusives II 1996-2005
ウルフズレイン関連記事
カウボーイビバップのキャラクターデザイン・川元利浩さんつながり。
- WOLF'S RAIN 川元利浩画集 SEEKING "RAKUEN"
- WOLF'S RAIN設定資料集(movic)
- アニメージュ「設定資料FILE ウルフズレイン」
- ニュータイプ「ウルフズレイン設定資料集」
- free drawing sour cream
- WOLF'S RAIN スタッフ・声優・主題歌・全話タイトル