テレビアニメ「WOLF'S RAIN」の線画設定資料集。ムービックからアニメグッズ扱いで発売されました。要するにアニメイトで売っていたアニメグッズ設定資料集です。キャラクター、メカ、美術が載ってます。
ページ数を数えてみたら90ページ近くありましたよ。この時期発売されたアニメイト資料集にしては、枚数多めでちょっとお得感あり。
掲載されている主なキャラクターは以下の通りです。
- キバ
- ツメ
- トオボエ
- ヒゲ
- ブルー
- チェザ
- シェール・ドゥグレ
- ハブ・リボウスキー
- クエント・ヤイデン
- ダルシア
- ネーゼ
- ハモナ
- ジャガラ卿
- オーカム卿
- 奪還隊隊長
- コール
- ミュウ
- レアラ
- …etc.
リストを見ればわかりますが、キャラクターの量に関しては「WOLF'S RAIN 川元利浩画集 SEEKING "RAKUEN"」に全くおよびません。絵の大きさはこのmovicの資料集の方が大きいので、絵を描く人にはうれしいかも。
メインキャラはしっかりおさえられていて、充分な絵の量。ゲストキャラは女性中心にセレクトされてます。編集者のシュミ? 「限られたページ数でがんばっているなー」と思える内容でGood!
印刷はアニメの製作現場で使われている資料をそのままコピーしたような印刷なので、鉛筆の線がきれいに出ている画集には負けてます。
この資料集のウリは何かというと、メカ、小物、美術。
メカはニュータイプの設定資料集にも少し載っていたけど、絵の量と大きさはこの資料集の圧勝!! ウルフズレインに関してはこの資料集以上にメカ、美術が載っている本を私は知りません…。
警察用ロボット、自動戦車、ダルシアの飛行船、ジャガラの飛行船、主力戦車、軽装甲車、ハブの車(初代、二台目)その他いろいろ。WOLF'S RAINはメカ・アニメじゃなかったから、メカに興味がある人は少ないかもしれないけれど、どれも世界観にあわせて凝ったデザインでいいですよ。
メカニカルデザインの荒牧伸志さんは、今「ソウルイーター」でコンセプトデザインやってる人です。
小物はジャガラの対オオカミ兵器、軽装甲兵のアサルトライフル、クエントの猟銃など。絵の横に書かれている説明書きというか、薀蓄がさっぱりわかりません。「マガジン70発入り(!)」ってのは通常より多いってこと?
美術は最初のドーム都市から、ダルシアの城館などいろいろ。
キャラクター、メカ、小物、美術とまんべんなく楽しめるいい資料集ですが、アニメイト資料集は古本屋さんでもちょっと見つけにくいところがタマにキズ。

- タイトル:WOLF'S RAIN設定資料集
- 発売日:2003年8月
- 色:モノクロ線画
- 仕様:A4横サイズ、約90ページ
- キャラクターデザイン:川元利浩
- 総合評価:
内容紹介
- ウルフズレインのアニメ作画用の設定資料集
- キャラクター中心。メカ、小物、美術など
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