ウルフズレイン4-6話の感想です。一緒に旅をすることになったもののまだ打ち解けきれないキバたち。しかし助け合っていくうちに皆で楽園を目指すと、気持ちが一つになっていくのでした。
第4話「荒野の傷跡」感想
街の外を旅する4匹。でもどこも荒野ですね。飢えになれていない2匹の会話がイイ!
トオボエ:もうどれぐらい食ってないかな
ヒゲ:そうだな…かれこれ3日くらいか
トオボエ:そんなに食ってないのか
ヒゲ:ああ、食ってない
トオボエ:あとどれくらい食えないのかな
ヒゲ:そうだな、あと3日くらいは…
ツメ:うるせんだよ、おまえら
トオボエの独り言みたいなセリフにいちいち応えているヒゲはいい兄貴です。そして会話のオチはやっぱりツメが担当?いざとなったら順番に…などと不穏なことを言い出すツメ。
ツメ:最初は一番弱っているチビか、それとも無駄にデブな野郎か…
トオボエ:なんでキバは入ってないんだよ!
ツメ:こいつは食えねえ奴だからさ!
だれが上手いことを言えと。トオボエもツッこむのはそこなのか!
離れて単独行動をとるツメの後を追うトオボエ。戦場らしきところに残っていた多脚戦車に追われます。
トオボエをかばって足を撃たれたツメ。そのツメのキズをなめるトオボエ。…すいません、人間体でやらないでください。なんだかヘンなことを想像してしまいそうなので。
しつこい戦車は追ってきます、ツメ絶体絶命!そこに助けにあらわれるキバとヒゲ。
今回のみどころはキバVS多脚戦車ですね。かっこいいー!キバもすごいけど、雪崩にのまれても大丈夫!な戦車もすごいです。
なぜ助けにきたのか問うツメに、「本能だから」と答えるキバもいいシーン。
第5話「堕ちた狼」感想
ようやくある街に到着。しかしここも荒んだ街。街にはオオカミの群れがいました。食べ物のないこの街で彼らはどうやって食べ物をてにいれているのか?
楽園をめざしたがそこは地獄だった…と語る、帰ってきた狼たち。
朝、駅に行けば食べ物がもらえるときいてやってきたヒゲ、駅で夜明かししたツメ・トオボエの見たものは…。なるほど、そういうシステムでしたか。
トオボエの語る楽園のイメージがいいですね。
トオボエ:そこにはバアちゃんもいて、俺達においしいものをたくさんご馳走してくれるんだ
ヒゲ:なんだそりゃ
ツメ:お前は楽園に行っても人間に飼われてんのか?
トオボエ:そうじゃないよ!(中略)いい音楽も流れてたし…
ヒゲ:ただの街のレストランじゃないか
と、なかなかかわいらしい「夢の楽園」イメージを語るトオボエ。年上のみなさんからいいように突っこまれてます。若い、若いよトオボエ。
第6話「受け継ぐもの」感想
楽園を目指さすことをあきらめて街に残り群れを守ることをえらんだ男と、まだ希望を失わず楽園を目指す若者たち。その対比があざやかでした。
今回は野犬狩りにつかまるヒゲ救出作戦。前回ちゃっかりお姉さんから食べ物をもらって一人で食べたヒゲが、食べ物を探して街に出たところ野犬狩りのワナに。さらに街のオオカミに裏切られて窮地に。え、焼却炉行き!?
自らの過去を語るキバ。ようやく楽園を目指す覚悟をきめるツメ。傷ついたキバを背負って走り出すツメがかっこいいー。ツメとキバの気持ちがようやく通じ合い始めたかんじ。おおー動きはじめましたよ、物語が。
人間サイドは4話で連れ去られたシェール、シェールの部屋で「月の書」を見つけるハブ、オオカミを追って旅に出るクエント。こちらも動き始めましたよ。
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