話はクライマックスへ。PERSONA -trinity soul-(ペルソナ -トリニティ・ソウル-)24話から26話までの感想です。
第24話「贖罪の楔」感想
ようやく10年前の「同時多発無気力症」における災害のとき、神郷家の人々がどう過していたのか明らかに。
アヤネは何しに来たんでしょうね。やっぱり復讐? 見た感じ、「あ、私を実験体として使っていた先生一家が、この寒空にお弁当もって海岸でピクニック!? 人の縄張りで家族三人幸せそうに…許せん!! 冬の日本海なめるな!! 」くらいの勢いに見えましたけど。
あのとき散った「くじらのはね」を見ると、くじらのはねというのは複合ペルソナのかけら…? もしくは複合にかぎらずペルソナのかけらなのかも。
洵と結祈だけではなく、慎にも小松原の魔の手がせまっていたとは…。
そういえばやっぱり洵と結祈の手術は、小松原の実験だったように見えるわ。悪い顔で諒にせまってるし。小松原にだまされたように見えるなー。
そして先日伊藤さんが神郷家で発見したへんな彫刻は、あれを模したもの…。
諒は慎が記憶を取り戻すことを恐れておばさんに預けたのね。ああー、そういえばおばさんの後姿は映ってるけど顔がでてない。結局謎のおばさんのまま終わっちゃうのね。
これはやっぱりラスボスはアヤネかな。あと残っている謎は、アヤネの目的と小アヤネと大アヤネは違うものなのか、くらい?
残り2話で、なんとかきれいにまとまって終わりそうな予感。
第25話「謂れなき喪失」感想
今回はあと1話でまとめられるのか!? という不安の残る終わり方。ちょっとのんびりしすぎじゃないかな。
拓朗の口から「ペルソナの意味」が語られて、真田が諒について語って。アヤネ・ロボが動き出して、慎が家族でキャッキャ・ウフフな幻を夢想して終わり。
そんなことより、もうちょっとやること(制作者サイドの説明責任みたいな)があるだろー!! と思ったりしました。大丈夫かな?
焼肉幻想家族はよかったけど、そんなことでは騙されないぞー。
ところで次回予告で言ってた「贖罪と救済と安息」が神郷三兄弟に課せられたもの(=それぞれのペルソナの意味)なのかな。
第26話「浮上する未来」感想
こっちは最終回の放送は遅かったのですが、先行放送組の「尺が足りん! 」という感想が多かったのでちょっと不安でした。でもあんなもんでしょ。足りないってかんじではなかったですよ。
拓朗:無茶しやがって。お前どこまで漢なんだよ!
このシーン、思わず笑ってしまいました。確かにめぐみがヒーローみたいでした。裏返っちゃいそうでハラハラしましたけどね。
神郷三兄弟の話としてはきれいに終わってました。
諒が洵と結祈を連れて行こうとした理由は、両親の罪から続く自分の罪の清算。両親が関わった「複合ペルソナ」を消し去り、自分も手を貸してしまった洵と結祈の複合ペルソナをも葬り去る。それが両親から受け継いだ、神郷家の長男としての責務。
じゃあなぜ心変わりして慎の手助けをしたかというと、長男の「理」ではなく「情」。外に対する長男の責務と、兄弟に対する長男の想いは違うから。メガネ(ある意味自分を律するための仮面)をはずすことによって、「お兄ちゃん」として情で行動したと。
諒のことも結祈のことも本来あるべき様になって…。
第1話で慎と洵が歩いて帰った神郷家までの冬の光景。最終話では桜の花咲く春の光景の中、神郷家を出ていく慎。すべてが終わって希望の未来へ、といういい終わり方でしたよ。
無気力症の人たちどうなったのかなーという不安はありますが、くじら関係は全て解決したのだろうから、もう心配ないんでしょうね。
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