PERSONA -trinity soul-(ペルソナ -トリニティ・ソウル-)12話から14話までの感想です。

マレビトのボス・九條さんはペラペラ目的を語るけど、判断するための情報が少ないので最終目的がはっきりしないし、稀人チームに新キャラも登場して、新展開へ。あやうし、諒!

14話から2クール目に突入でオープニング、エンディング変更。エンディングのバケツがー!! サボテンとヤモリになっちゃいました。残念…。諒も温室に入れてあげてください。

第12話「救済者」感想

いきなり情報が急増した12話「救済者」。新キャラも登場して、見逃すと次の展開がわかりにくいかも。

10年前、洵(と結祈)の手術を行ったブラックジャック的な小松原啓祐先生は、交通事故でお亡くなりに…ではなく、九條稀也と名乗ってマレビトたちを束ねる先生になってました。大人の10年ってたしかにすごく状況が変わったりするものですが、先生は変わりすぎ!! 5年前までサラリーマンやってたとは思えません。

車椅子で登場したときには、メガテン的に「く、車椅子の男!? 」とビビリました。女神転生シリーズでは、悪魔召還プログラムをくれたり、メノラーをくれたりと、毎度主人公に人知を超えたグッズをくれて、泥沼の戦いにひきずりこむ車椅子の男。

いい年でペルソナを出すのがつらくなってる諒のために、ペルソナ召還プログラムでもくれるのかと思いきや…。


寮監の戌井さんはやっぱり諒側の、というか電話の男の関係者でペルソナ使いを探してたんですね。ペルソナを撮影していたのはそのためでした。

「一つ妙なのも混じっているが…」って、叶鳴のくらげみたいな水風船ペルソナのことかー!? あれは結局ペルソナなのか何なのか、今ひとつはっきりしてません。

諒が使っているあやしい製薬会社から提供をうけているペルソナ制御薬、亡くなったマレビト・統馬から検出された謎の成分、5年前まで小松原が行っていた研究。製薬会社つながりでたどりつけそうですね。

しかし、薬がないと危険な状態の諒ピンチ! そんな諒の車の前に突然車椅子の九條稀也が。危ない!! 諒のすごいドライビングテクニック!! 綾凪署署長があわや人身事故というのもマズイ。

「まず私がほしいのは君だ」。なにー、慎・洵・結祈がトリニティ・ソウル的なことを言った口で、諒が欲しいというのか、この親父。欲張りさんだね。

警察署長をヘッドハンティングするほどの金が、マレビト側にあるとは思えないよ。長男は一家の大黒柱なんだよ!! というのは冗談で殺る気マンマンです。


今回は慎がフリフリエプロンで夕食作り。夕食は当番制か。一般的に「中学生の方が早く帰れる」ということで弟に押し付けられがちですが、いい兄弟ですね。

刑事さんたちと夕食とったのに、慎のシチューもごちそうになったんでしょうか、映子姉ちゃんは。若いうちはいいけど、夕食とりすぎはデブるよー。

あのフリフリエプロンがもともと映子さんのものだったことが判明。諒が制服で台所に立って汚すといけないから…って、制服で署で着替えるから通勤前後に着ないのでは!? というツッコミはなし? 諒は自炊派なのー!!?

それに、諒の背丈的に映子さんのエプロンでは大きさが合わない気がする。やっぱり自分のをあげたんじゃなくて、映子さんが料理しに来ていたと見た。

「もしかして…つきあってた? 」「好きなんでしょ」自分を追い詰めるとわかっていても、聞かずにはいられない慎。

映子さんと諒それぞれに嫉妬というのは、初恋の映子さんが諒とつきあっていて今でも好き→諒に嫉妬。10年の距離を埋められずギクシャクしている自分と諒に対して、ずっと諒の側にいて自分の知らないことも知っていて余裕すらある映子さんに嫉妬。こんなところかな。


九條さんの目的は「すべての無意識の救済」。ユングの集合的無意識と関係してそうな気がするなー。

第13話「朱に染まる雪原」感想

戻れなかったときのために仕事を片して、周りの人に心で別れを告げる諒。一つだけ…「洵の授業参観に出席」だけをやり残したのは、未練というか「負けられない」という心残りを残しておくため。「仕事」ではなく「家族のこと」をやり残したのは、家族に対する甘えでもあるし、家族のことこそが未練になる(=大切に想っている)からかな。

副署長の語る「兄弟のありがたみ」。わかる、わかるよ。仲のいい兄弟姉妹いる人ならわかるよね。他人ほど距離もなく、親ほどの愛情ではない。兄弟というのはケンカもするけどいいものです。今はわからない人も、年とってくるとわかるよ。

両親と結祈の墓の前で、相対する諒と慎。

ここでようやくお互いの隠していたことを吐露する二人。兄に反発しつつも裏切れない弟。遠ざけることが安全につながるとわかっていても、情ゆえにできない兄。ドラマだねー。

電話の人は少数精鋭のペルソナチームを作ることを提案。当然慎はメンバー予定。諒はここでマレビトたちを倒して、少しでも慎の危険を減らしたいところなんですよね。決意を胸に雪原へ。

雪原に車椅子の九條さん。九條さんはペルソナだから雪原に軽装&車椅子で平気だけど、諒は実体だから寒くてハンデですね。

ペルソナの著しい減少…って絶滅危機動物みたいに言うなー。

今まで何度も諒や慎の前に現れた赤い髪の少女。ようやく名前がわかりました。アヤネは10年前九條さんが探していた娘ですよね。なぜ綾凪市に「探しにきた」のかは謎のまま。

5年前の九條さんの「事故」には、おそらく諒がかかわっていた…。ペルソナ制御薬はある組織の援助を受けて製薬会社が作っていたこと。今回もいろいろ謎解明のためのキーワードがでてます。


いや、そんなことよりも諒と映子さんですよ。諒を探して現れた映子さんの美人なこと。諒ビジョンの映子さんは美人だなー。惚れてるよね、諒は。

しかしケガのため体力低下でペルソナを制御できなくなった諒の目の前で映子さんが…。

今まで危険な目にあわせたくないから遠ざけてたのに、こんなことになるならもっとラブラブしていろんな思い出作っとくんだったー!! ってかんじの叫び声でした。子安さん熱演。


今までペルソナが一般人にケガさせた事ってあったっけ? 一般人は無気力病になるだけじゃなかったかな?

映子さんには幸せになってほしかったのよね。最終話は諒と映子さんの結婚式で、ブーケは洵が(!?)もらうんだと思ってたのにー。

第14話「狭間の彷徨」感想

いきなり夏。前回から半年後。アニキ失踪、映子さん死亡…。慎の想像の中の諒は、倒れた映子さんを見下ろして悪い顔で笑ってます。ありえないよ…。

消えた兄のてがかりを求めて伊藤刑事の元に通う慎。通いすぎで居留守まで使われる始末です。学生と違って社会人は忙しいんだよ。細かい用事も積み重なると残業になっちゃうんだよ!と切に思う私。

諒が消えて、慎と洵の生活は一変。今は寮生活をしている様子。行方不明って残酷だよね。死亡なら、お葬式、焼いた骨を拾って納骨、そういうプロセスを経て「もう、いないんだ」と心に区切りをつけていけます。

でも、行方不明だと「どこかで生きているかも」「今日帰ってくるかも」と思っちゃう。だから気持ちが整理できない。しかも「アニキが映子さんを殺して失踪」疑惑つき。

諒の電話の人登場。ようやくエンディングに名前が。

マレビトの壮太郎が慎に接触。とーこりん引退って…「~こりん」たちは伝説のアイドル・ユニットという設定ですか。ちなみに全員引退済み。

壮太郎は案外テレビっ子?思ったより会話の幅が広いです。国会中継まで見てるの!? 学校行ってたら(行ってるのか? )見れないでしょ。いや、ワイドショーの特集とかそういうのかも。

半年間、心痛のままだった慎の知らぬ間に、世間では一般人の気力が減退気味…ということを示唆する壮太郎。あの口調だと九条さんは生きている様子。

取り急ぎの用件は例の薬の件でした。そろそろストックが尽きてきた模様。

真田と戌井はペルソナ・チーム結成の決意。

マレビトの若桜(わかさ)死亡。複合ペルソナの人は制御薬がないと、いままでとりこんだペルソナがでてくるのね。中の人がーってかんじ。

若桜にとどめを刺したのは諒。諒のペルソナが、以前の青ペルソナから赤ペルソナに変わってます。やっぱり赤は「危険」なのー?

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