アニメーションノートno.6には「地球(テラ)へ…」10ページ。設定資料、美術、そしてスタッフインタビューなどの記事です。

キャラクター設定画はジョミー、ソルジャー・ブルー、フィシス。カラーの全身(前のみ)設定と線画表情集(影付設定)と簡単なキャラクター紹介。

線画の設定画の絵の量はジョミー多め。ジョミーは成人検査前の表情集1枚と全身(前・横(走ってる)・後)1枚。ソルジャーになってからの表情集2枚と全身1枚。ソルジャー・ブルーは表情集1枚と成人検査(14歳? )時の若ブルー1枚。フィシスは表情集が1枚のみ。

ブルーとフィシスの表情は1枚だけかー!!とは思いますが、表情集は大きく載っているのでわりといいかんじ。青・黄鉛筆の影付き資料なので微妙に鉛筆イラスト風に見えるのもよし。

アニメイトの「地球へ…設定資料集」では載らなかった成人検査ブルーが載っているのもうれしい!

記事はヤマサキオサム監督、コンセプトデザイン・出淵裕さん、キャラクターデザイン・結城信輝さんのスタッフ座談会が中心。原作者の竹宮恵子さんのオーダーとか、原作と比べていろいろ変わった理由などが語られています。

その他には美術監督:吉原俊一郎さんの3DCG美術の話&メイキング資料やアニメ制作会社の南町奉行所についてなど。

メカはCGだとわかっていたけれど、ジョミー・ハウスやフィシスの部屋も3DCGなんですね。ネット配信のちんまりした画面では気づきませんでしたよ。

面白かったのが美術と美術監督さんの話。ソルジャーブルーの部屋の俯瞰図みたいなのがあったのですが、曲線の通路の奥の奥、行き止まりにぽつんと青の間(ソルジャーブルーの寝室)があるんですね。すごく端っこ感があってなんだか笑ってしまいました。ゲームのラスボスがいそうな場所みたい。入る前にはセーブが必要なかんじ。

ブルーの部屋の廊下の周辺は水面になってるとか。待てまて、水張ってるの? ベッド周りの通路は狭いので明かりがついていないと落ちそうだ。ブルーは飛べるからいいのか。鯉とか熱帯魚とか飼っていそうだ…時々エサまいたり。それよりもここ宇宙船内でしょ。通路に水って…船を動かす気なし? 地球へ行く予定が立たなくて落ち着いちゃったのか? とすごい勢いでツッコミをいれてしまいました。

アニメ「地球へ…」はわりと設定がゆるゆるだなあと感じることが多いけれど、他にもいろいろ謎仕様が隠れていそうです。私はあまり細かい設定は気にしないからいいですけどね。


写真やメイキング資料も豊富に載っているのでなかなかいい特集ですよ。抽選プレゼントの結城信輝さんイラスト色紙の絵も要チェック。

同じくこの本に掲載されていた「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」特集についてはリンク先で。

アニメーションノートno.6の感想まとめはこちら。

掲載誌、号:アニメーションノートno.6
ページ数:10ページ
色:カラーページ(設定画は線画メイン)
絵の大きさ:わりと大きめ
キャラクターデザイン:結城信輝
総合評価:3

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