ニュータイプにカラーの設定資料がのりました。キャラクターデザインの結城信輝さんがジョミー、ソルジャー・ブルー、フィシス、トォニィ、キース、シロエのデザインに関するコメントもつけてます。
テレビアニメの「地球へ…」は原作とも映画とも異なるオリジナル設定があって、キャラクターデザインもアニメ設定にあわせている部分があることなどが語られています。
たしかに最初は原作とアニメオリジナル設定が中途半端に混在している印象で、かなりとまどったものです。私が原作を読んだのはかなり前で、うろおぼえなのが原因の一つだったのですが。
ニュータイプに設定画が掲載されている主なキャラクターは以下の通り。
- ジョミー・マーキス・シン
- ソルジャー・ブルー
- キース・アニアン
- フィシス
- キャプテン・ハーレイ
- ゼル機関長
- ブラウ航海長
- エラ女史
- ヒルマン教授
- トォニィ
- カリナ
- ユウイ
- リオ、ルリ、ニナ、ヤエ、その他ミュウ達
- グレイブ・マードック、ミシェル・パイパー
- マザー・イライザ
- サム・ヒューストン
- スウェナ・ダールトン
- セキ・レイ・シロエ
- ジョナ・マツカ
- ナキネズミ(レイン)
- …etc.
美術設定は少なく、キャラクター設定画中心。序盤(ジョミー成人検査の頃)からナスカ時代までの絵です。
ミュウ側は序盤からナスカの時間経過でキャラクターの服装や容姿が変わりますが、どちらかというとナスカ時代の設定画が多め。
ジョミーがミュウの船に来た頃は子供だったキャラ(ルリやニナなど)も、子供時代の絵は集合絵(身長対比図かも? )くらい。
ナスカから登場のトォニィは3歳ともうちょっと大きくなった頃(ロングヘア)の絵があります。
人類側のキースは14歳時、E-1077の上級生時代、30歳少佐の絵あり。サムとスウェナも同様。ナスカまでしか放映されていない時期の発売なので。
ドクター・ノルディ、アルフレートやリオの変装(バストアップのみ)などmovicの設定資料集にない絵もあるし、他の雑誌の資料よりキャラが多い方なのでカラー資料として使えると思いますよ。
マザー・イライザの全身横の絵以外はすべてカラー設定画。「結城信輝さんの線画が見たいのよ! 」という人にはちょっと不満かもしれませんが、「公式サイトのキャラクター紹介の絵は少なすぎるよ! 」という人にはいいかも。
余談ですが、アニメ雑誌に載っている「地球へ…」の版権イラストは結城信輝さん率高いですよね。アニメージュ、アニメディア、ニュータイプ他いろいろありますけど、結城信輝さん以外の人が単独で描いているイラストの方が少ないのでは?
版権イラストはキャラクターデザイン以外の人が描くことも多い昨今、うらやましいかぎりです。「天空のエスカフローネ」の時は…いや、なんでもありません。
- 掲載誌、号:ニュータイプ2007年8月号
- ページ数:7ページ
- 色:ほぼオール・カラー
- 絵の大きさ:ふつう
- キャラクターデザイン:結城信輝
- 総合評価:
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