劇場版のアニメ「地球(テラ)へ…」を久しぶりに見ました。テレビ版の方が記憶に新しいので、冒頭はやや違和感があったりしますが懐かしかったですよ。

成人検査のテラズ・ナンバー5の声が峰不二子だー!! とか、タラコじゃないーとか。テレビ版に慣れすぎててヘンに感じるくらいです。

あっ、カリナが病弱だ。ソルジャー・ブルーと対面したジョミーの、「地上に帰ったらみんなにこのこと(ミュウが悪い人達じゃないってこと)を教えるよ」というセリフにあせるソルジャー・ブルー。

歩き出すジョミーの後ろについて、手振り身振りで説得にかかるブルー。「こんなとこで尺とってたら地球に行き着けないよ」というかんじ。そう、映画は2時間ないんです。いそげジョミー!!

宇宙船を飛び出して飛ぶジョミーに追いついたところで力尽きるブルー。ええー!! ジョミーのせいか!? ブルーのカリスマのおかげでソルジャーに就任するジョミー。「私はもう去らなければならない。やりのこしたことも数多いが、君たちにそれを託す。(以下略)」何、このちょっと手直ししたら、仕事をやめるときに使えそうなトーク。さすがはソルジャー・ブルー、永眠前でもこのくらいは軽く語っちゃうよ。

「静かだ…」はいいシーンでした。

「テラへ向けて出発する。ふるさとテラへ」。ミュウの宇宙船発進。主題歌「地球へ…」もかかって盛り上がるシーンです。まわりのランプはどこかのトンネル・シーン? いやたぶんワープですね。


かたや教育ステーション側。サムと同じ船でシロエ到着。時間がないから同級生にしたのね。

キースは「どうして出生システムからミュウ因子を排除しないのか? 」ギモンをすでに口にしています。優秀ですね。

毎年少しずつですが、地球に人間が戻っているとか。テレビアニメと違って劇場版のSD体制も優秀だわ。

シロエはたしかな気持ちで地球への航路をとってます。個人的にやっぱりこっちの方がしっくりきます。


ナスカではジョミー自ら農作業。オーバーオール着てます。違和感大。カリナと結婚してトォニィ誕生。ここらへんも時間ないからまとめてますね。

お祭りシーン(?)の服装とかキャラの髪型はやっぱり古い…というか、あの時代の東映動画です。

火星でESP検査をうけるところを逃げ出したマツカ。マツカにそんな行動力があったとは。声が薬師丸ひろ子さん…やっぱり男の子役はムリあり。

カリナの暴走にびっくり。すごい炎の量です。この熱量はやばそうですよ。ここらへんはジョミーに関しては原作どおり。まだ子供のトォニィのすごい指導力。


出てくるたびに年をとっていくキース・アニアン。毎回「○年後」とでてくるから仕方ないんですけど。司令は大変ですね。ちなみに大人トォニィの声はアムロ・レイ。

あ、劇場版はマツカ死なないのか。もう記憶が原作とごっちゃになっていて覚えていませんでしたよ。

キースとの会見に向かうジョミー。キースを信じるって…いつからそんな信頼関係に?

グランドマザーとジョミーの対決がすごい。何がすごいって、独力でグランドマザーを倒した後、ジョミーはほとんど無傷。ふらついてさえいません(1回倒れたけど)。強いぜ!! ジョミー。

倒れたジョミーに手を貸して立たせるキース。身長差がかなりあることに気がつきました。大人と少年ですね。ここらへんは原作準拠かな。

地震? 地球危うし。亡くなったジョミーを抱きかかえて歩くキース。脱出するにはゆっくりすぎ…と思ったら床が抜けて一緒に落下。なんかやばそうな高さに見えましたが、もうそんなの関係ない!?

聞いたわけでもないのに一人でしゃべりだして、キースのギモンに答えてくれるコンピュータ・テラ。「(人類とミュウ)どちらが勝った? 」って、それを答えないとシステムが起動しないというわけでもないのに聞いちゃうコンピュータ・テラ。若者と話すのが好きなオジサンみたいですよ。

仲間25人とともに地球を離れるトォニィ。原作の終わりより、テレビアニメの終わり方よりも好きかな。地球に残るより「人類を超えてしまった」仲間をつれて今の地球を離れ、やがて人々が人間性を取り戻したらもう一度よびかける。逃避ではなく現実的な考え方で、希望のある終わり方だと思うんですよー。

締めのセリフはトォニィ。「懐かしい地球。僕達のふるさと。すべてはここから始まったのだから」はやっぱり名セリフですよね。エンディングの「愛の惑星(プラネット)」も名曲だー。

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