スケアクロウマン第2話「ミスターベスト」感想

スケアクロウマン・チームの中で唯一のツッコミ役、大人のミスター・ベスト登場。これから増えるよ、仲間たち。

朝も早よから粗大ごみ置き場に材料探しに行くスケアクロウマンとアリス。2話にしていきなり随所に1話回想シーン。大丈夫か？ちょっと不安。

顔のないお人形回収。

近所の悪ガキ VS アリス。悪ガキがあきらかに年上っぽい。しかし引けをとらないアリス。気が強いわ。

顔のないお人形に、いろんな頭を合わせてみるスケアクロウマンとアリス。女の子ヘッドとか、犬ヘッド、悪魔ヘッドを合わせてみるも…。

グレイス：お茶入れたわ、スケアクロウマン
スケアクロウマン：ああ、ありがとうございます、ママさん

…お茶飲むのー!? 今回一番の驚き。スケアクロウマンの作る商品がお店で評判がいい、とよろこぶグレイス・ママ。だったらお茶だけじゃなく、お茶菓子の一つも…。

スケアクロウマンの待遇が気になる私。お給料はでてるんだろか、商品が売れたら成果報酬？勤務時間と休日は？材料費はタダだけど、スケアクロウマンの技術料を払ってないなら悪女だよ、グレイス。

そもそも、幼女アリスと親子2人でやってた小さな雑貨屋さん。1人従業員を雇える余裕があるんだろうか。小さな田舎町に見えるので、この町の日用品はこの店が一手に引き受けてるのかなー？

グレイスの夫の影が全然かんじられないのも気になる。母子家庭？こういうアメリカーンな生活様式だと、壁か写真立てに家族写真は必須かと思うのに。写真なし。

それはさておき、結局スケアクロウマンが顔のない人形につける顔として選んだのは…四角いロボットの顔。修理完了。

アリス：わあ、動くんだすごーい！
スケアクロウマン：え？

…予想外！人形が動いてしゃべることは、一応「ふしぎなこと」になってる世界なのね。グレイスとアリスがあっさりスケアクロウマンを受け入れたので、そんなことは珍しくない世界なのかと。

自分の顔がロボ顔になってしまったことに気づいて、驚く人形。

ミスター・ベスト：ああ、見ないで…

いきなり羞恥心。自意識高いな。

ミスター・ベスト：こんな顔ならないほうがマシだ！私の顔返せ！ちゃんとなー!!

プライド高々です。記憶や自分の名前が思い出せないのは、やっぱり頭が無くなってたから？そして子供嫌い。

アリスとけんかしてお別れになりそうなところを、悪ガキのおかげで再会。

子供嫌いでもアリスが悪ガキにだましうちにされそうになって、助けに行こうとするあたりはちゃんと大人なミスター・ベスト。

しかし、全然助けが必要じゃなかったアリス。だましうちでも負けないぜ！その迫力に目を丸くするスケアクロウマンとミスター・ベスト。そんな姿を見られたアリスのごまかし「えへ♥」がかわいいー。

そして、アリスのふとした一言で自分の名前を思い出すミスター・ベスト。

ミスター・ベスト：そうだ、私はミスター・ベスト、おしゃれで、スマートで、ちょいとニヒルな、ミスター・ベストだ！

仲直りして、スケアクロウマンのところにお世話になるのでした。

ミスター・ベスト：私は紳士として一通りの礼儀は心得ているつもりだ、つまり…直してくれてありがとう、スケアクロウマン

ベストが記憶を取り戻すときの演出（背景とか）が、いかにも日本のアニメ。花は舞い散るしキラーンって。

ミスター・ベストは都会の紳士服店の店頭を飾る人形だったのね。企業グッズというかノベルティグッズ？もしチェーン店じゃなかったら、そのお店用に作られた一点物かも。

店にくるお客さんに人気だった彼が、どうして燃えないごみとして捨てられたのか。その理由は13話「旅立ち」で語られます。

前職が紳士服店の接客（一番目立つショーウィンドウに立ってた）だったためか、おしゃれさん。ロボ頭にベレー帽は欠かしません。

アリスと同じくツッコミ・キャラですが、アリスは子供系ツッコミ、ミスター・ベストは大人系ツッコミ。ちゃんとすみ分けてます。もちろんアリスとは次回からケンカ友達に。そしてSCARECROW’S SHOPの接客担当。

スケアクロウマンがボケ担当なので、相方としてはバランス取れてますね。

スケアクロウマン関連記事