世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「トム・ソーヤーの冒険」に関してのみの感想です。

トム・ソーヤーの冒険に関しては、商業誌でまとまった資料が載った本がなかったように思います。

昔日本アニメーションが通販した「トム・ソーヤーの冒険資料集」はさすがに手に入らないので、これだけまとまった設定画が見られる本が発売されて本当によかったです。

それでは掲載されている主なキャラクター一覧。言うまでもなくモノクロ設定線画集です。

  • トム(トマス)・ソーヤー
  • ハック(ハックルベリー・フィン)
  • ベッキー(レベッカ・サッチャー)
  • シッド(シドニー・ソーヤー)
  • ポリーおばさん
  • メアリー
  • ジム
  • ベン(ペンジャミン・ロジャース)
  • ジョー(ジョセフ・ハーパー)
  • ジョニー・ミラー
  • ジェフ・サッチャー
  • サッチャー判事
  • ベッキーの母
  • アルフレッド・テンプル
  • チャーリー
  • エミー・ローレンス
  • ドビンズ先生
  • ミッチェル先生
  • マフ・ポッター
  • 保安官
  • 校長先生、牧師さん
  • インジャン・ジョー
  • …etc.

キャラクターに関してはだいたいこのくらい載ってます。犬・猫など動物キャラ少々。

私は関修一さんの「ペリーヌ物語」「トム・ソーヤーの冒険」あたりのキャラクターデザインが大好きなので、もう大感激です!!

日本アニメーションの資料集は古本屋さんでもほとんど見かけないので、もう駄目だとあきらめてましたから。

美術設定線画はトムたちが住むポリー叔母さんの家の外観、見取り図やトムたちの部屋の俯瞰図。その他町の建物の美術設定など。

レイアウトも4枚ですが載っていて、「トム・ソーヤーの冒険」に関してはけっこうサービスいいかも。

カラー4ページにはOP・EDカット集に、名場面集、第15話「冒険・冒険また冒険」名場面集などあります。

巻末の関修一さんのインタビューにも、関修一さんが「トム・ソーヤーの冒険」キャラクターデザインについて語ってますから、ファンは要チェックですよ!!


「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」には「トム・ソーヤーの冒険」だけでなく世界名作劇場の12作品の設定画が満載です。

他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。

タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
出版社・発売時期:新紀元社(2009-07-11)
ページ数:352
総合評価:5

内容紹介

  • 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.1
  • オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
  • モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
  • コラム
  • スタッフインタビュー(高畑勲監督、楠葉宏三監督、堀江美都子さん、関修一さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
  • 各作品放映リスト、スタッフデータ集
  • …etc.

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