「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「南の虹のルーシー」に関してのみの感想です。
「南の虹のルーシー」も、商業誌でまとまった資料が載った本がなかったように思います。
まあ「南の虹のルーシー」だけでムックが作れるほど人気があるのかと言われれば、確かに微妙な作品ではあるんですけどね。
でもキャラクターデザインは関修一さんだから、やっぱり設定資料集がほしかったんですよー。
それでは掲載されている主なキャラクター一覧。言うまでもなくモノクロ設定線画集です。
- ルーシー・メイ・ポップル(7歳→11歳)
- ケイト・ポップル(10歳→13歳)
- クララ・ポップル(16歳→20歳)
- ベン・ポップル(14歳→17歳)
- トブ・ポップル(2歳→5歳)
- アーサー・ポップル
- アニー・ポップル
- デイトン医師
- ペティウェル夫妻
- パーカー
- マック
- マック夫人
- ライト大佐
- ジャムリング夫妻
- ビリー
- ジョン
- フランク・プリンストン
- シルビア・プリンストン
- …etc.
キャラクターに関してはだいたいこのくらい載ってます。あとは現地人キャラなど。動物はハムスターのモッシュ、ディンゴのリトル、ヤギ、羊のスノーフレイク、猫のプロスペロー、その他オーストラリアの動物少々。
ポップル一家の4年間の生活ということで、子供たちは成長前・後の設定画がちゃんと載ってますよ。
美術設定はポップル家の部屋の見取り図こそないですが、家の外観や畑に植えられた植物の名前まで書かれた図などいろいろ載っていますよ。室内の設定画もあります。
町の各場所の設定画などももちろん載っているので、わりとしっかりした内容です。設定画好きなら大満足だと思いますよ。
カラーページにはわずかですがロケハン写真があり、OP・EDカット集、全体の名場面集、19話「今日は買い物」名場面集などが載っています。
キャラクターデザインの関修一さんのインタビューもあるので要チェック。
「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」には「南の虹のルーシー」だけでなく世界名作劇場の12作品の設定画が満載です。
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2009-07-11)
- ページ数:352
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.1
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(高畑勲監督、楠葉宏三監督、堀江美都子さん、関修一さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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