「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「私のあしながおじさん」に関してのみの感想です。
「私のあしながおじさん」もムックらしいムックが出てなかったと思います。まあ世界名作劇場不遇の時期だったと思うので、当然と言えば当然かも?
時代の流れと言えばそれまでですけど、世間の流行とズレが生じてきていたように思います。
まあそんな話はさておき、「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」には関修一さんがキャラクターデザインした「私のあしながおじさん」の設定画が満載ですよ!!
モノクロ線画の設定画で、メインキャラクターからサブキャラクター、各話の服装設定に小物、美術設定などなど!!
設定画が掲載されている主なキャラクター名をあげてみると、
- ジュディ・アボット
- サリー・マクブライド
- ジュリア・ルートレッジ・ペンデルトン
- ジャーヴィス・ペンデルトン
- ジミー・マクブライド
- ジョアンナ・スローン
- ウォルター・グリグス
- キャサリン・リペット院長
- ハーマン先生
- ボブ
- ジョージ・センプル
- エリザ・センプル
- アマサイ
- キャリー
- メアリー・ランバート
- マーゴット・フォスター
- レオノラ・フェントン
- キャサリン
- パターソン夫人と娘たち
- ジュリアの両親、サリーの両親
- …etc.
こんなかんじです(一部省略してますけど)。
メインキャラクター、サブキャラクター設定、各話設定もあるので、ジュディの幼少時代設定やジャーヴィスの幼少設定も載ってます。
もちろん社交界デビューのドレスや卒業式、結婚式のドレス設定なども。
気になったのが、ジュディのハイスクール時代の表情集がないような? サリーやジュリアの表情があるのに、少し残念。
そしてこうやって見渡すと、「私のあしながおじさん」にはマスコットキャラが欠けていることに今更ながら気づきました(笑)。
美術設定は孤児院、学園、寮、ロックウィロー農園と、そこそこ載ってますよ。
本の大きさが小さめなので絵の大きさも小さめですが、この本に載ってる他の世界名作劇場の設定資料よりも微妙に小さく感じるのはナゼ…? やはりこの頃になると昔よりも絵柄が今風というか、細かくなってきてるせいでしょうか?
それから「私のあしながおじさん」割り当てのカラー4ページは、OP・EDカット集、全体の名場面集、第6話「嘘つきは嫌いですか?」名場面集になってます。
この他に世界名作劇場のどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2009-07-11)
- ページ数:352
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.1
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(高畑勲監督、楠葉宏三監督、堀江美都子さん、関修一さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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