「ロミオの青い空」のファンブックはMeguExtraの「ロミオの青い空」や「ロミオの青い空10周年オフィシャルファンブック」など単独のファンブックがすでに発売されています。
だから「『ロミオの青い空』のファンブックがほしい」とか「設定画がみたい」ということなら、それらの方がいいと思います。
でも「単独で買うほどではないけどそこそこ満足できる程度の量の設定画が見たい」ということならこの「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」という選択もアリだと思います。
「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」ではロミオの青い空に関するページはカラー4ページ、モノクロ18ページ(うち設定画が載っているのは12ページ)。
カラーページでは、名場面集、OP・EDカット集。そして9話「月夜のラブレター」のフィルムストーリーなど。あわせて4ページ。
ピックアップされているストーリーはなぜ9話? もうちょっと盛り上がる回もあるのに…と思うのは毎度のことですね。今ひとつ選択基準がわかりません(笑)。
モノクロページでは、設定画集、キャラクター紹介、各話の簡単なストーリー紹介、その他コラムなど。
というわけで「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」に載っている「ロミオの青い空」のキャラクター設定画は以下のとおり。
全てモノクロ線画です。
- ロミオとその家族(ジェシカ、ロベルト、マリア、カルロ&ピエトロ)
- アルフレド
- ビアンカ
- ロッシ親方
- エッダ・ロッシ
- アンゼルモ・ロッシ
- アンジェレッタ
- ジョバンニ
- ニキータ
- リナルド
- タキオーニ
- ダンテ
- ミカエル
- アントニオ
- ルイニ
- カセラ教授
- イザベラ・モントバーニ伯爵夫人
- アニタ他、ソノーニョ村の人々
- マウリッツィオ・マルティーニ
- グラゼーラ・マルティーニ
- 国王
リストはちょっと省略しました。スイスのソノーニョ村からミラノへ向かうまでに登場したキャラなどもちょこちょこ載ってます。
キャラクターの数は主要キャラからサブキャラまで全話から偏りなく載ってます。ピッコロも載ってます。
難点をあげれば、基本設定の一部がはしょられていること。
「ロミオの青い空」は黒い兄弟や狼団の表情集はほとんどなく、前+横顔しかないんですが、この本ではさらに横顔をはしょって正面顔しかのせてないとかそんなかんじです。
紙面の都合でしょうが「そのくらいは載せても…」みたいな微妙な気持ちになりますね。まあこれより小さい絵でぎゅう詰めで載せられても、それはそれで文句が出そうな気もするので仕方ないかな?
それでもアドルフォ(アンジェレッタの父)の少年時代とか肖像画とか、わりと一般的にはしょられそうな絵は載っていたりするのでこれはこれで…というかんじではあります。
キャラクターの他には美術少々、小物少々。アルフレドとビアンカの手配書やアンジェレッタのスケッチブック、オルゴール、マントバーニ家の家宝の勲章などなど。
わりとみんなが見たいものはほどほどにおさえられてる気がしますよ。
「ロミオの青い空」の他に世界名作劇場のどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
世界名作劇場第1作「フランダースの犬」から第25作目「ポルフィの長い旅」までは、この「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」かもしくは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」のどちらかに収録されていますよ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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