「ロミオの青い空(MeguExtra)」は設定資料集の量が多いし、本自体が大きいのでわりと絵が大きめ。
movicのロミオの青い空設定資料集と比べて、絵の大きさは小さいですが量はこの本のほうが上。movicの設定資料集よりも鉛筆画の線がきれいにかんじます。
カラーの美術設定もあるし、資料としてのトータルバランスはこの本が一番いいと思いますよ。
カラーイラスト集はありますが、主に当時のアニメ雑誌等に載ったもののみ。
その後に描かれたイラスト等を見たい人は10周年オフィシャルファンブックの方がいいでしょう。
この本のカラーページは主に名場面カット。他に美術設定と版権イラスト少々といったところです。
スタッフインタビューは監督、脚本、キャラクターデザインだけでなく色指定や制作、編集の人のものもあり濃い内容ですが、キャストインタビューは少なめです。
声優さんの話より、アニメーション制作に関わった人達の話が読みたい人にはいいと思います。
なお、この本は一度絶版になってますがブッキングから復刊しています。
単純に好みの問題ですが、「ロミオの青い空10周年オフィシャルファンブック」よりも放送当時の雰囲気が強く出ているこちらの本の方が、私は好きです。
いわゆる「正統派」のアニメガイドブックが好きな人におススメです。
- タイトル:ロミオの青い空 (Megu extra―Animated library)
- 出版社・発売時期:ブッキング(2003-03)
- ページ数:87
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場「ロミオの青い空」のガイドブック&設定資料本
- カラーピンナップ
- キャラクター紹介・解説
- 美術設定集
- 各話ストーリー紹介
- 版権イラスト集
- 設定資料集(キャラクター・美術線画)
- スタッフ・キャストインタビュー
- 放映リスト(各話スタッフ等)
- …etc.
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