ふしぎ星の☆ふたご姫キャラクターディテールブック感想

「ふしぎ星のふたご姫キャラクターディテールブック」はアニメ「ふしぎ星の☆ふたご姫」の1年目前半（1話から28話まで）のファンブックです。

ぱっと見では本の厚みは薄いのですが、意外と設定画が多く載ってます。キャラクター設定、美術ともに基本的なところはちゃんとおさえてますよ。

カラーのキャラクター紹介に色付で全身画（前）があり、表情の線画も少しあります。比較的見やすい大きさ。

それとは別に設定資料集ページがあり、設定線画が詳しく載ってます。ただし、こちらは絵の大きさが小さいです。

ファイン、レインの両親の表情集が抜粋になっている以外は、「ふしぎ星の☆ふたご姫設定資料集（movic）」のある絵は全て載ってますよ。

「ふしぎ星の☆ふたご姫設定資料集（movic）」には載っていないキャメロット、ルル、ナギーニョの脇役レギュラーやミルロ、ソフィー、アルテッサの幼少時設定画やファインのネグリジェ、エプロン姿もあり。

各回ゲストキャラの設定も一部載っているので必見。

アルテッサの旅服や黒ブライトやブーモ、エターナルソーラープリンセスドレスなど、28話以降の設定画もちょっとだけ載ってます。

美術も同様にふしぎ星大図鑑にカラー絵があり、それとは別に線画資料ページもあります。

各国の飛空挺や小物設定画が載っているのは個人的にうれしかったです。

各国の役割や名所の説明もあるので、設定ガイドとしてもよいですよ。

設定画の量的には文句なしですが、難点をあげるなら小さくて見づらい絵があること。各国のエキストラキャラとか描き込み文字が読み取れない設定画があります。

「絵の資料にするにはやや不満」といったところでしょうか。

でも、「ふしぎ星の☆ふたご姫」は3頭身半キャラで、小さくても比較的わかりやすい。この情報量と本の値段なら、個人的には充分納得の内容ですよ。

ムービックの設定資料集は絵が大きくても情報量が少なくてがっかりした私には、この本の方がよかったです。

インタビューも小さい文字ですが、全部あわせて9ページ。スタッフインタビューは裏話としては面白いです。

なお、1年目後半29話～最終話の資料は「ふしぎ星の☆ふたご姫キャラクターディテールブック2」に載っていますよ。

内容紹介

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