おジャ魔女どれみメモリアルアルバム感想

設定資料は設定資料集としてまとめたページだけでなく、ストーリーガイドページにも線画があります。設定画好きとしてはこの量は大満足です。

絵の大きさもキャラクターは見づらくないです。少ないページに無理やり詰め込んだ感はありません。シンプルなキャラクターデザインだからそう感じるだけかもしれませんけどね。

美術線画は細かいのでちょっとつらいかな。キャラクターの設定資料に関しては以下のとおり。

• どれみ、あいこ、はづき、おんぷ、ももこ達の基本設定、各回の服装
• 最初のクラスメイトの全身・表情集
• 5年1組、2組クラスメイトの全身・表情集
• 先々代の女王様の家族の子供時代から大人まで
• ゲストキャラ
• …etc.

movicの設定資料集にある絵はもちろんのこと、載ってなかった絵がたくさん載ってます。線画に関してはこれ1冊あれば充分でしょう。

ただし「おジャ魔女どれみナイショ」の資料は、同じ出版社から発売されている「おジャ魔女どれみナ・イ・ショないしょのナイショ」の方が詳しいです。

線画は歴代MAHO堂の外観、内部と見取り図、どれみ、あいこ、はづき、ももこの家の外観と見取り図など。魔法アイテムなどの小物も歴代の絵がありますよ。

美術は巻末にカラーページがあって、カラーのMAHO堂と小物（変身アイテムじゃなくてスプーンとか植木鉢とか）、どれみたちの家の外観や自室、小学校、美空市内、魔女界などの美術ボードがのってます。

あわせて美術担当のゆきゆきえさん＆行信三さんのインタビューがあるので美術好きは要チェック!

スタッフ・インタビューは佐藤順一シリーズディレクター、馬越嘉彦キャラクターデザイン、声優さん達の単独インタビューに、シリーズ構成の山田隆司さん×関弘美プロデューサー対談。

この本は大人向けの本なのでなかなか濃い内容です。

子供向けアニメということで、大人にはなかなか踏み込みにくい領域のキャラクターショーや交通安全ビデオシリーズ、非売品グッズの話題などなど「おジャ魔女どれみ」シリーズに関するいろんな情報が写真つきでまとめられています。

モノクロページなのが残念ですが、興味深い話がいろいろありました。