劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」複製原画展(大阪)で、巴マミの声を演じた水橋かおりさんのスペシャルトークショーが当たったので行ってきました。
「複製原画展入場者の中から抽選でご招待」というわけで、原画展に行った日とトークショーの日が別でした。ということで、休日つぶしてわざわざ出かけたわけですが…。
- マミさんのトークショー諸注意と「ティロフィナーレ」生ボイス
「コネクト」「Magia」あと劇場版主題歌の「ルミナス」もかな? トークショー開始前に流れてました。
その後、マミさん(声:水橋かおりさん)の挨拶とトークショーの諸注意。
内容の撮影・録音などは禁止。もし守らない人がいたら、トークショーを中止する場合もアリ。そんなことになったら「私のソウルジェムが濁っちゃうから…」的なお約束説明でした。
劇場版「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の予告映像が流れた後に、トークショー開始。
トークショー終了前に「水橋さんサイン入り、複製原画展ポスター」抽選。その後、水橋さんと会場の観客で「ティロフィナーレ!!」と叫んでお開き。
見どころはそのくらいでした。
- スペシャルトークショーがしょっぱい構成だった件
率直に言って、スペシャルトークショーはわざわざ休日つぶして行くほどではなかったです。時間にして30分未満。抽選会の時間を除けば、実質20分程度。
水橋さん個人のファンの人なら楽しめたかもしれません。生で水橋さんを見る事が出来て、声を聞くことができる事。同じ会場で同じ時間を共有している事に喜びを感じられる人。そういう人限定ですね。
トークの中身が濃ければまだいいけれど、びっくりするほど薄い雑談トーク。
私が今まで参加したイベントは、アニメ制作スタジオ系・メーカー系・販売店系が中心。「なんとかお客を楽しませて会場内での物販売上につなげたい!!」という意欲的なイベントが多かったです。
それらと比較すると、今回のトークショーは構成も雑でスカスカでした。
原画展の物販エリアに入るには、入場券の購入が必須。トークショーに来るお客さんは、すでに入場済。トークショーの内容いかんに関わらず、さらなる売上向上は期待できないから…ということでしょう。
個人的に印象が悪かったのは、抽選時にスペシャルトークショーが30分という説明なし。原画展のチラシにも記述なし。
ナレッジキャピタルの広報では30分と告知されていたのを、トークショーが終わってから知りました。お客が全員がそこまでチェックしてるわけじゃなから一言説明が欲しかったところ。
そして逆に、ナレッジキャピタルの広報では
「劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」にまつわる話やアフレコの裏話、また質問コーナーや抽選会なども行います。
となっていたのに、「質問コーナー」がなかったこと。
これはありえなーい。最近のイベントってそういうのが多いの?
今まで行ったトーク系イベントで、観客からの「ゲストへの質問コーナー」がなかったイベントが思いだせません。
テレビやネットと違う、現実のイベントに行く意味。それは、ゲストの生の声が聞ける事だったり、直に質問ができることじゃないですか?
あまりの塩トークショーに驚愕(笑)。時代が違うのかな? イベント企画者の考えがわからないよ。
以下、劇場版「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」について水橋さんが語った事。
- 阿澄佳奈さんについて
水橋さん曰く。
既にテレビ版で主要メンバーのバランスが固まっている中に、新しい人が入ってくる事の難しさ。バランスが崩れることに対する不安があった。
「(追加キャラの声を演じるのが)阿澄佳奈さんだったらいいな」と思っていたけど、実現してうれしい。
固定メンバーの中に新メンバーとして入るのは、緊張するし難しい。けれども阿澄佳奈さんはさすがで、上手くこなしていたとのこと。
「ひだまりスケッチ」で、阿澄佳奈さんはゆの役、水橋さんは宮子役。
「アフレコ現場では、キャラのイメージに合わせた服装をしていくことが多い」という水橋さん。
「ひだまりスケッチ」では演じているキャラに合わせて、カジュアルというか幾分ラフな格好でアフレコに参加していたとの事。
それに対して、「魔法少女まどか☆マギカ」ではキャラに合わせて、幾分ドレッシーな格好。
そのためアフレコ現場で、水橋さんの見慣れない服装に阿澄佳奈さんが戸惑っていたとか。
ちなみに、スペシャルトークショーでの水橋かおりさんの服装。
- 茶色のシンプルなトークハット。
- 白のブラウスに、黄色いビスチェの重ね着
- くるぶしくらいまであるベージュのロングスカート(やわらかいやや透け感ある素材)
- ヒールのある黒いサンダル。
あと、丈の短い上着を羽織っていたような、なかったような? 記憶曖昧。
とりあえず、マミさんイメージの色合いで秋めいた装いでした。
- 劇場版「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の内容について
客席からの「(劇場版新編で)マミさんはマミられるの? 」という声に対して、水橋さんの「マミられないよー」という返し。しかしその後「『マミる』と言ってもいろいろあるから(笑)」の一言。
劇場版のマミさんは、水橋さんの考える「マミる」定義の範疇にはなかったという意味。
肝心の水橋さんの「マミる」の定義については答えないのだから、後から何とでも言えます。実のある答えではありません。
ちなみに水橋さん曰く「(脚本担当の)虚淵さんなら『(キャラは)みんな幸せですよー……俺の中では』と言うだろう」との事でした(笑)。
劇場版について語っていたのはこの程度。
大人の事情としては、情報解禁がまだなら劇場版公開前の時期に言えない事は多いはず。
阿澄佳奈さんの事についても、「(新キャラが)阿澄佳奈さんだという事はいろんな場で隠してきたのに、知らないうちに発表されてた。(情報解禁したって)教えてくれたらいいのに(笑)!!」と語ってました。
そのくらい情報漏れに気を使ってるくらいだから、予定されてた「質問コーナー」も削られたのではないのかとエスパー。
話せない事を話せとまでは言いません。でももうちょっと、中身あるトークで埋めてほしかったなーと思いました。
そんなかんじでトークショー終了後、軽い失望を抱えて立ち寄った紀伊國屋書店グランフロント大阪店。
…キュゥべえはホントに販促が似合いますね(笑)。
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