「エロイム エッサイム われはもとめ、うったえたり」の呪文は貸本版や千年王国版と同じですが、主人公「悪魔くん」は山田真吾くん。呼び出した悪魔はメフィスト。十二使徒は登場しません。 絵柄はボンボンの最新版に近くなってます。
モノクロの実写特撮ドラマ「悪魔くん」の元ネタのはずですが、ドラマを見たことがないのでくわしい関連はわかりません。
全6話で、タイトルは以下のとおり。
- 悪魔くん登場
- 悪魔メフィスト
- なんじゃもんじゃ
- ビチゴン事件
- まぼろしの館
- クモ仙人
ストーリーも松下一郎バージョンより穏やかになって…いるけど、「なんじゃもんじゃ」で核兵器、「ビチゴン事件」では自衛隊が登場したり、縦笛だったソロモンの笛がいつの間にかオカリナ型になってたりとあいかわらずの面もありますよ。
最終話の「クモ仙人」の強引な締めのすごさにびっくりしてください。
それでもいきなり松下一郎バージョンを読むよりは衝撃が少ないかなーと思います。
アニメ「悪魔くん」もマガジン版のエピソードをいくつかとりこんでいます。
- 悪魔メフィスト→アニメ7話「百目一族と悲劇の月人」
- なんじゃもんじゃ→アニメ13話・14話
- まぼろしの館→アニメ10話・11話
- クモ仙人→アニメ29話「クモにされたメフィスト2世!!」
こんなかんじですね。アニメでは12使徒がいるので、エピソードは細かいところが改変されています。 マガジン版の悪魔くんではクモにされたのは悪魔くんだけど、アニメではメフィスト2世になってます。
メフィストは「魔力つの電気」「魔力絶対零度」「魔力ハットのこぎり」などさまざまな魔力を使うれっきとした(?)悪魔。貸本版や千年王国の「実はなんにもできないのだ!」な悪魔とは違います。
バトルシーンも多いので、さらにエンタメ度が上がったというか、時代の流れにあわせたかんじですね。今読み返しても面白いですよ。
いま手に入りやすいマガジン版はちくま文庫か、チクマ秀版社からでている本だと思います。ざっと見比べたところ、どちらも本編は同じです。
ちくま文庫「悪魔くん」は文字通り文庫本サイズで全1巻。モノクロページのまんが本編全6話のみ。値段もリーズナブルです。
悪魔くん (ちくま文庫)
水木 しげる
- タイトル:悪魔くん(ちくま文庫)
- 出版社・発売時期:筑摩書房(1991/07)
- 総合評価:
チクマ秀版社「悪魔くん」は縦21cmのソフトカバー本全1巻。まんが本編全6話のほかに、カラーイラストや少年マガジン連載時の扉絵イラスト(モノクロ)や単行本未収録ページの一部が収録されています。
この本に収録されているイラストをみると、ちくま文庫の表紙イラストは左半分で切れてたんですね。この本には全体が載っていて、右半分には情報屋がいますよ。
本編だけ読めればいいならちくま文庫、少し大きい本でイラストなども見たいかなと思ったらチクマ秀版社。好みで選ぶといいですよ。

惡魔くん (Gekiga Etoile)
水木 しげる
- タイトル:悪魔くん
- 出版社・発売時期:チクマ秀版社(2007/07)
- 総合評価:
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