しゅごキャラ! は、アニメ雑誌では最初にちょこっと記事があって、アニメージュの設定資料FILEにも登場したけど、以後はほとんど…と思ったらMakingBox(メイキングボックス)にきましたよ。意外ー!! でもうれしい。
スタッフインタビューはキャラクターデザインの崔ふみひでさんと、アニメーションディレクターの鈴木信吾さん。キャラクター設定資料に原画と、メイキング資料を見ることができます。
設定資料は線画。あむ、唯世、なでしこ、空海、ややのガーディアンたちと、イクト、歌唄の表情集が中心。全身は少なめです。しゅごキャラはラン・ミキ・スゥ。
ページ自体はカラーだし、あむはキャラなり後の全身カラー設定が少々。
絵の量自体はアニメージュ設定資料FILEの勝ちですが、メイキングボックスの方がやや絵が大きくて見やすいです。
この本の見どころは設定資料じゃなくて原画ですね。
オープニング「こころのたまご」の「ぜんぜんオッケーだし」のシーンの空海登場~あむ登場までの原画がなんと48枚!タップ穴がくっきり。写真じゃないかなーこれ。
ちょっと小さいけど、印刷がいいのでわりと見れます。
ほかには「ネガティブハートにロック」なアミュレットハートとか、変身バンクとか、歌唄とか。とにかく原画。原画好きは見ておくといいですよ。
スタッフインタビューも、この本発売時点で放送はもう2クール分終了くらいですから、いろいろ語ってますよ。
こんなに線の多い現場は初めて、ってサテライトだものね…。私が今まで見てきたサテライト・アニメも思い出しても、「ノエイン」「創聖のアクエリオン」などどちらかというと動きとか演出重視なんですよね、サテライトは。だから絵の線は少なめ。
でも少女マンガ原作で原作自体も線が多い絵だから、原作準拠でいくならやっぱり描きこまないとね。
初の女の子向け4クールアニメにかける、サテライトのスタッフの意気ごみが感じられました。たしかに「しゅごキャラ! 」を見ると、作画に力入れてがんばってるのがわかります。思ったよりくずれてないんですよね。
え、「かみちゃまかりん」? あれは2クールだったしー。
今のところ「しゅごキャラ! 」は、アニメ・オリジナル話も作画もとても順調に見えるのでこのまま秋までがんばって、アニメスタッフ!
- 掲載誌、号:メイキングボックスvol.2
- 「しゅごキャラ!」ページ数:8ページ
- 色:ページはカラー、設定画・原画はモノクロ線画
- 絵の大きさ:ふつう、原画はやや小
- キャラクターデザイン:崔ふみひで
- 総合評価:
この号の「Yes!プリキュア5GoGo!」記事の感想はプリキュア・シリーズのページで。
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