44話「ココロのきらめき!」で歌唄編終了。海里退場。その後はどうも消化回が続いているカンジ。歌唄のラストの盛り上がりに比べて山場もなく、急速に盛り下がったような…。

2年目「しゅごキャラ!!どきっ」が決まったからってコレはないよ…。ストーリーのバランス的にどうよ。

第40話「りま! 心のアンロック!」感想

りま:家の中に閉じ込めようとしないで。この家の外にだって、私の…私の世界がある!

タイトルどおり、りまが自分の気持ちを両親に主張する回。

母からガーディアンを辞めるようにいわれ、退部届けを渡されるりま。ガーディアンは部活扱いなのか…。

おねだりCDで×たまを量産する歌唄とゆかり。姉・ゆかりに言われてCDのばらまきを手伝う海里。

海里がゆかりを手伝うことになったいきさつや、昔おたふくかぜ(?)にかかったとき、ゆかりが看病してくれたエピソードが。ムサシ、おたふくかぜを甘く見るな! おたふくかぜは大変なんだよ、特に男性は。

夜8時すぎにゆかりの夕食を作ってる海里。わりと早い退社時間なのか? 直帰なのか? ゆかり。小学生は夜8時すぎにはお風呂入って寝る準備の時間じゃない? 高学年といえど、ちょっと夜更かしが気になるよ。

今回キャラなりバトルも夜だったしー。でも大人にたしなめられてたからギリギリありかな。

今日はアミュレットスペードとプラチナロワイヤルとクラウンドロップ。ジャグリングパーティーでチャンスを作って、カラフルキャンバスとホワイトデコレーションからオープンハートで終了。前回登場の「白い卵」が…。

バトル終了後、夜中に集められた聖夜学園小の生徒達の両親達が登場。ガーディアンが夜中に子供達を集めたのか!? と不穏な空気になったところに…。

理事長:おやおやどうしました?

キター! 石田彰。妙にキラキラしてるよ。

理事長:今夜はたてぶえ座流星群がピークを迎える夜。ですから我が校でも天体観測を主催したのです(以下略)

上手く丸め込んで事態を収拾。このためにキャスティングされたのか!? というくらいタヌキです。

余談ですが、唯世は自分のキャラなりプラチナロワイヤルが、「ちょっとはずかしい」格好であることを自覚してたのね。感性は浮世離れしてないんだ…。

第41話「ホントのじぶん!」感想

イースターのスパイであるという正体がバレて(厳密にはバラして)、ゆかりの元に戻った海里。

海里と二階堂は知り合いだったのね。名字が同じだし姉弟で顔がそっくりだから、転校してきた時点で気づいた可能性もあるけど(教師だから個人情報も調べられるし)。二階堂がイースターを退職する前に、海里はゆかりの元に来ていたのかな。

今日はめずらしく二階堂先生の出番が多いよ。スゥとの会話もあるし。

スゥ:先生~、ちゃんとご飯食べてますか?
二階堂:実家の母さんみたいなこと言うなよ

ほのぼのだ…。

ブラックダイアモンズのライブ会場にのりこむガーディアンたち。アミュレットエンジェルVSダークジュエル…にはならずに、海里VSアミュレットハート。木刀で襲い掛かってくる小学四年生。「斬り捨て御免」って…。使いどころが違うよー!!

アミュレットクローバーのスイートアップリケ…意味不明な技も登場だ!

そんなこんなしてるうちに、集められた×たまのエネルギーが集合して襲い掛かってくる。

ややのキャラなり、ピュアベイビー初登場。しかし、その後これまた初登場の海里のキャラなりサムライソウルに見せ場を持っていかれる。なぜか牛若丸風。あこがれは宮本武蔵じゃないのかー!! サムライソウルは変身バンクはないけど、「秘技 イナヅマブレード! 」は妙にカッコイイ演出。

海里:おのれおのれはたしかなる道と思ひ、よき事と思へども、其の目其の目のひづみによって、まことの道にはそむく物也

元ネタは宮本武蔵の「五輪書」。空の巻からかな。間の文が短く省略されているので、気になる人は「五輪書」を読んで見るべし。

これで現ガーディアン全員がキャラなりできるようになりましたよ。今日はクラウンドロップ、プラチナロワイヤルも登場。バトルでの各人の見せ場は減りそうな予感…。

第42話「ほしな歌唄! 最後の戦い」感想

今回と次回で歌唄との決着がつくので、さすがに盛り上がってます。最初からクライマックスだぜ!

ブラックダイヤモンズの販促…じゃなくてプロモーションビデオ、キター!!

ロサンゼルスで特殊な方法を使って「ブラックダイヤモンド」マスターCDに大量の×たまエネルギーを取り込むって…? 特殊な方法ってなんだー!? 全米メジャーデビューまで狙ってるとは。

いや、そんなことよりダイヤがしゃべった!! 話せないのかと思ってた。

唯世が夜中にわざわざ何を言いにきたのかと思ったら、イクト、歌唄兄妹と以前から知り合いで~と思い出話。家の前でパジャマで唯世と話すあむ。このシチュエーションは…「めざめれば魔女」にもあったなーと思ったり。

いきなりイクトを巡って幼女・歌唄と幼児・唯世の綱引きですよ。ここらへんはどうやら原作どおりみたい。きっついセリフが入ってます。

この頃からバイオリンを弾くイクト。バイオリンに合わせて歌う歌唄。唯世は「歌唄ちゃん」呼びか。歌唄の方が年上でしょーが。イクトのことは「イクトお兄たん」なのに。

今日はアミュレットエンジェル。プラチナロワイヤル、クラウンドロップ、サムライソウル、ピュアベイビーの4人も登場。見た目はまるでコスプレ戦隊。

歌唄は久しぶりにルナティック・チャーム。三叉の武器で直接攻撃にでる歌唄。すごい絵…。迎え撃つエルの「ホワイトフラッグ・ダブルプラン」は…あえてなにも言うまい。エルの技はこんなのばっかりー。

イクト:俺の心アンロック! キャラなり、ブラックリンクス!

うわ、アンロックから始まるイクトのフルバージョンのキャラなりは、これが初めてのような? イクトはやっぱりダンプティキーでアンロック。しかし、男子高校生の変身シーンはちょっとキツイわ…。

そして無意味にあむとイルのキャラなりアミュレット・デビル登場。この後ダークジュエルも登場するので、今回はキャラなりのバーゲンセール気味。

第43話「キャラなり! アミュレットダイヤ!」感想

前回の引きからいきなりの真・ダイヤ登場。ツインテールか!? でも個人的には×ダイヤの方がシックでクールな服装に見えるわー。けっこうすんなり戻ってきましたよ。もっと早く話し合いの機会を持てばよかっただけかも。

キャラなり! アミュレットダイヤ。コスチュームはかわいいツインテール。必殺技はスターライトナビゲーション。歌唄もそうだけど、技のインフレ。

でも歌唄とエルのキャラなり、セラフィックチャームの方が好みかな。羽か、羽のせいか? スカートのものすごいギャザーのよせっぷりとか、リボンかなー。

歌唄:あたしは…負けたんだ…あむに

泣きが入る歌唄。このあと、わりとすんなりあむ側へ寝返った歌唄。歌唄はあむに対して意地を張っていただけ。気持ちの踏ん切りがついて負けを認めた時点で、こうなるのはわかってたけどね。

しかし強力、セラフィックチャームの必殺技エンジェルクレイドル。

三条さん危機一髪! 助けに行く歌唄。もうダブル・ヒロイン状態ですよ。歌唄が自分を助けた理由を聞いてデレ状態に入る三条さん。

海里:弱いところもある人なんです

そーねー、わりと浪花節というか涙もろいかも。やはり海里の姉か。

結局、×たまCDのレコーディング中止、三条さんイースター退社、歌唄引退。しかし三条さんは自ら事務所を立ち上げる! 「専属歌手を探さないと…」の言葉に

歌唄:もちろん、誰でもいいってわけじゃないわよね?

このシーンの、キラキラした強気な表情の歌唄がステキ!! いい最終回でした(ウソ)。

前回と今回が今まで一番の山場だったので、ストーリー的にも絵的にもすごくよかったですよ。今回もエンブリオらしき輝く卵がでてきたので、残り話数でまとめに入るんだろうな…とこの時期は思ってました。まさか2年目に入るとは。

第44話「ココロのきらめき!」感想

歌唄編終了の総集編。この回で海里退場。山口へ帰郷。ゆかり、海里の姉弟の両親が故郷で健在だったことに、ちょっとビックリ。そういえば、海里はゆかりの手伝いをするためにわざわざでて来たんだっけ。

ゆかりは歌唄のために新事務所・三条プロダクション設立。事務所の引越し手伝いに二階堂を気安く呼び出し。妙にキラキラした二階堂キター。二階堂、オフではメガネなしか。

イル:結局元サヤかよ、あきれるぜ!

まったくだ。しゅごキャラ的見どころはシンクロナイズドスイミング。ランはともかくスゥは意外と運動OK?

ガーディアンたちとあむのキャラなりバンク・シーンはこの回で全部見られるよ。

海里:(唯世に)お先に。(あむへ)ジョーカー、好きです。日奈森あむさん

「お先に告ります」の「お先に」か。ちょっとどうなの小学4年生(だったよね?)。宣戦布告かい。

ゆかり:海里~、元気でがんばるのよー(滝涙)

個人的にはココがツボでした。本人には「うっさいわねー、もう、さっさと行っちゃいなさい」といいつつ、背を向けてからのこのセリフ。年のはなれた姉弟。一見しっかりした弟と生活面ではルーズな姉の心の機微ってヤツね。

第45話「がんばれ! 誠一郎!」感想

誠一郎って鈴木くんの名前だったのね、メガネ君の。

合唱コンクール参加のために練習する子供達。オンチのため練習が終わった後も、一人でこっそり練習する鈴木くん。それを手伝うピアノ伴奏の畠中まりも(CV:神田朱未さん)が今回の×キャラ要員。

畠中さんの夢がわりとこじんまりとした夢だったので、鈴木くんのがんばりとすんなりかみ合ってるカンジでした。

畠中さんの当て馬になった沙綾さまが、ややうざかったかも。最近そんな役回りが多いなー、沙綾さま。

第46話「りま降臨!? お笑いの神様!」感想

りまメイン回。

「素人さんいらっしゃ~い」に出場して、お笑いをめざす木崎都(CV:吉川未来さん)。

終始あむが視聴者の代弁でツッコミ役。見どころが少ないというか、ちょっとギャグが寒いお笑い回なんだけど、最後のシーンで笑ったので許す!!

第47話「あたしが歌唄のマネージャー!?」感想

歌唄の宣伝ポスターが新しくなってるー。激カワ。こういう路線で売るつもりか、三条さん。もともと妹キャラだからこっちの方がしっくりくるのはナットク。

マネージャーの代役をあむに頼むというのはおかしい。常識はずれすぎ!! 二階堂の入れ知恵!? もっとおかしい。マネージャーというより、単に話し相手になってあげて欲しかっただけかも。でも最近脚本が迷走してる気がするから…。

ところで、熱を出した三条さんが妙に色っぽい描写になってたのは気のせい? 二階堂とは「ヨリを戻す」というより、「腐れ縁」になりつつあるし。

あむの意地っ張りキャラ VS 歌唄の意地っ張りキャラというかんじでかわいい話になってたけど、キャラクターの魅力に助けられたカンジ。

第48話「ややにお願い!」感想

久しぶりにやや奮戦回。バトル回じゃないけど。ややが案外聖夜学園の年下の子供達に人気があってびっくり。ちょっと違和感はあるなー。子供って「子供っぽい子」をバカにしがちだから。

でもこの話、どうも消化回っぽい印象でした。

第49話「バイオリンの秘密! 風に舞う音符!」

二階堂、三条退職後、イースターでは九十九ががんばってます。敵としては迫力がないので、ラストに向けて盛り上がらないなー。

イクトのバイオリンに合わせて歌うあむ。…音痴? 最初は微妙に音程がズレてた気がするのよ。イクトが「(あむの歌に)伴奏してやる」と言い出したわけだから、逆にイクトの腕が悪いという説も。

近所にバイオリン専門店(工房)があるというのがスゴイ。今日の×たまガールはバイオリン職人を目指す琴音(CV:明坂聡美)。有名バイオリニストの本名紗江子(CV:柚木涼香さん)にバイオリンの修理を頼まれるも…。

バイオリンにお茶こぼしちゃダメー!! 練習用のバイオリンだったし自分から半人前に修理を頼んだわけだから、紗江子も怒らなかったわけだけど。大人がやったらとんでもない話だよ。

今まではもっときちんと話の落としどころを作ってた気がするのに、ここ数回微妙な話が多いような…?

第50話「まじで発見!? エンブリオ!」感想

久しぶりのしゅごキャラ回。伝言ゲームで勘違い加速な話。

久しぶりの空海の出番がこれだけかー!? 久しぶりにしゅごキャラてこ入れで、ダイチも出したかっただけみたい。

2年目が決まったために、引き伸ばしに入っている気がするのよね。たいした意味もなくあむ達が夜中に出かけたり。そういう時には親が制止するシーンを入れたり、意味のある動機を入れたり配慮してたはずなのに、ずいぶんな安直に話を作るようになった印象。

「他の子供向けアニメならこの程度OKだから、これでいいでしょ」くらいの、手抜きというかルーティンワークで作ってるような…。

第51話「エンブリオをこの手に!」感想

うわ、ダイヤ再登場…かと思ったら夢か。日曜日、二階堂先生は三条さんとデート、もとい荷物持ち。何かと息が合って、仲いいわー。

イクトは専務と一緒に、御前に拝謁。御前の声、飯塚昭三さんかー。特撮の中ボス~ラスボスクラスの声だよね、この人。

ガーディアン・メンバーが、エンブリオを手にしたらかなえたい夢を語る語る。なんだか「オズの魔法使い」みたいなノリになってきましたよ。ラストがどうなるかわからないけれど、「オズの魔法使い」と同じように、試練を乗り越えていくうちに自力で叶える力を身につけるエンドになったりして…。

今日の見どころ

あむ:ハンプティ・ロック、学校に置いてきちゃった
ラン:もう、なにやってんのさ!
ミキ:ヒロイン失格!
スゥ:あむちゃんのドジっ子!

みんな容赦ないなー。スゥにまで「ドジっこ」よばわりされるあむ。

真夜中の温室でイクトと…とかいろいろあったけど、結局イクトとエンブリオの取り合いに。マジな顔で小学生と卵を取り合う高校生。イクトの願いは何だか知らないけど、お前はもういいかげん自力で願いをかなえろよ!といいたい。子供にゆずってやれと。

高校生つったら、もうサンタも来ない年でしょーが!

海里とムサシがちょっと映ってましたが、果たして2年目彼らは再登場する機会があるのか!?

天河司:ふたたび、物語は紡がれていく…
本当の自分をさがす全ての子供達が、新たな運命を迎える

思わせぶりに石田彰キャラが締めてましたが、「結論は2年目持越しってことで」という意味にしか取れないよ、石田彰。


終盤かなり引き伸ばし感があってぐだぐだでしたが、これで「しゅごキャラ!」1年目終了。2年目からはシリーズ構成が島田満さんから、大野木寛さんに交代。1年目はとても楽しめました。島田満さん、お疲れ様。

2年目はノリがずいぶん変わったので、短文感想にしようかと。

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