世界名作劇場「赤毛のアン」。物語は淡々としていて、今の感覚だと子供向けアニメにしては地味に感じるかもしれません。
でもスタッフに宮崎駿さんや、「火照るの墓」の高畑勲さんなど、のちにスタジオ・ジブリでたくさんの名作を作った人たちが参加しています。
スタッフでアニメを見るというのもミーハーなかんじがしますが、意外とハズレがないんですよね。
スタッフリスト
- キャラクターデザイン・作画監督
- 近藤喜文
- 演出
- 高畑勲
- 原作
- L.M.モンゴメリー「赤毛のアン」
- レイアウト
- 宮崎駿・櫻井美知代
- 美術監督
- 井岡雅宏
- アニメーション制作
- 日本アニメーション
- 本放送
- 1979年1月~12月
- 音楽
- 毛利蔵人
- コロムビア サウンド アーカイブス シリーズ 赤毛のアン 想い出音楽館-完全版-
- 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(29) テレビオリジナルBGMコレクション 赤毛のアン
- 主題歌 オープニング
- 「きこえるかしら」歌:大和田りつこ
- 主題歌 エンディング
- 「さめない夢」歌:大和田りつこ
声優リスト
- アン・シャーリー
- 声:山田栄子
- マシュウ・カスバート
- 声:槐柳二
- マリラ・カスバート
- 声:北原文枝
- ダイアナ・バリー
- 声:高島雅羅
- ギルバート・ブライス
- 声:井上和彦
- レイチェル・リンド
- 声:麻生美代子
- スペンサー夫人
- 声:坪井章子
- ミニー・メイ
- 声:小山まみ
- ミス・ジョセフィン・バリー
- 声:川路夏子
- フィリップス先生
- 声:清川元夢
- アラン夫人
- 声:江川菜子
- アラン牧師
- 声:曽我部和行
- ステイシー先生
- 声:鈴木弘子
- ナレーター
- 声:羽佐間道夫
全話タイトル
「赤毛のアン」全50話。子供の頃はアンの想像力についていけず、途中からあまり見なくなった人は大人になってからもう一度見返すべし。
子供がいなくて、農作業を手伝う男の子を養子にしようとしたマシュウ、マリラのカスバート兄妹。しかし、手違いでやってきたのは女の子だった…。
女の子の扱いにとまどうマシュウとマリラ。アンの引き起こす事件に静かだったふたりの生活は大騒ぎの毎日へ。そしてアンの成長を喜ぶドラマ後半部分は涙モノですよ。
大人になれば、特に年をとればマシュウやマリラの気持ちがよくわかります。しみじみとしたいい話ですよ。
マシュウがアンのために袖のふくらんだ服を買いに行く第27話「マシュウとふくらんだ袖」や「1ダースの男の子より…」の名シーンがある第46話「マシュウの愛」がおすすめです。
子供の頃は、マシュウが全財産を預けていたアベイ銀行が倒産した事が、そんなにショックだった理由がわかりませんでした。今ならわかります、ひしひしと(笑)。
- マシュウ・カスバート驚く
- マリラ・カスバート驚く
- グリーン・ゲイブルズの朝
- アン・生い立ちを語る
- マリラ・決心する
- グリーン・ゲイブルズのアン
- レイチェル夫人恐れをなす
- アン・日曜学校へ行く
- おごそかな誓い
- アン・心の友と遊ぶ
- マリラ・ブローチをなくす
- アン・告白をする
- アン・学校へ行く
- 教室騒動
- 秋の訪れ
- ダイアナをお茶に招く
- アン、学校へもどる
- アン、ミニー・メイを救う
- ダイアナの誕生日
- 再び春が来て
- 新しい牧師夫妻
- 香料ちがい
- アン・お茶によばれる
- 面目をかけた大事件
- ダイアナへの手紙
- コンサートの計画
- マシュウとふくらんだ袖
- クリスマスのコンサート
- アン・物語クラブを作る
- 虚栄と心痛
- 不運な白百合姫
- 生涯の一大事
- クィーン組の呼びかけ
- ダイアナとクィーン組の仲間
- 夏休み前の思わく
- 物語クラブのゆくえ
- 十五歳の春
- 受験番号は13番
- 合格発表
- ホテルのコンサート
- クィーン学院への旅立ち
- 新しい学園生活
- 週末の休暇
- クィーン学院の冬
- 栄光と夢
- マシュウの愛
- 死と呼ばれる刈入れ人
- マシュウ我が家を去る
- 曲り角
- 神は天にいまし、すべて世は事もなし
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