ドラマスペシャル放送のアニメ「雲のように風のように」。
放送された時間帯がよかったためか、単発のわりに覚えている人が多いですよね。「あのアニメ何ていうタイトルでしたっけ?」とよく聞かれるアニメです。
アニメ「雲のように風のように」の公式設定資料集です。カラーページもありますが、主に作画用の設定線画集。
原作は酒見賢一さんのファンタジーノベル大賞受賞作「後宮小説」。テレビのスペシャル番組として放送されたのですが、やや大人向けの原作をうまくアニメ化したものだと思いましたよ。
「雲のように風のように設定資料集」にはキャラクターデータなどはありませんが、キャラクターや世界観について知りたい人は原作の「後宮小説」を読めば細かい設定もわかるのではないでしょうか。
「雲のように風のように設定資料集」に掲載されている主なキャラクターは以下の通り。
- 銀河(銀正妃姿含む)
- 双槐樹(コリューン)
- 江葉
- 世沙明(セシャーミン)
- 玉遥樹(タミューン)
- カクート
- 菊凶
- 平勝
- 真野
- タルト婆
- 琴皇太后
- …etc.
雲のように風のように設定資料集はスペシャル放送当時(1990年)ではなく、DVD発売の頃に「スタジオぴえろ」が通販していたものだと思います。奥付には「販売:ぴえろショップ」とあります。
基本設定画の他に、ポーズ集が充実しています。あまり古びないキャラクターデザインなので、絵自体はさほど古臭さはかんじません(多少はあるけれど)。
けれども「当時の設定画」といった古さは感じるので、人を選ぶ内容かもしれませんね。
メインキャラクターの線画が多いですが、街の人達(いわゆるモブキャラ)の参考絵をたくさん描いたページが2ページくらいあって面白いです。
コリューンの「男歩き」「女歩き」の参考画とかいろいろ細かい設定画がありますよ。
この設定資料集は「雲のように風のように」が好きで線画が好きという人にはよいと思います。ただし、ページ数の割には少々定価が高かったような記憶が…。
その点で評価は低めにしてあります。
キャラクターデザインの近藤勝也さんは、スタジオジブリのアニメ「魔女の宅急便」「海がきこえる」のキャラクターデザインも担当。そのため、「雲のように風のように」もスタジオジブリ作品と勘違いされがちですが、スタジオぴえろ作品です。
監督は「ニルスのふしぎな旅」「太陽の子エステバン」(共にスタジオぴえろ制作)の鳥海永行さん。
ぴえろといえば最近は「NARUTO」「BLEACH」あたりのジャンプ原作アニメが主力なのかもしれませんが、NHKアニメの頃の名作路線が個人的には好きでした。
NHKアニメといえば「十二国記」もぴえろ制作ですね。

- タイトル:雲のように風のように設定資料集
- 出版社・発売時期:ぴえろショップ(2002/10)
- キャラクターデザイン:近藤勝也
- 総合評価:
内容紹介
- アニメ「雲のように風のように」の公式設定資料集(作画用設定画集)
- A4横、モノクロページは片面印刷
- 表紙は近藤勝也さん描き下ろしの銀河と双槐樹(カラー)
- キャラクター・背景美術等・エンディングきり絵(カラー8ページ)
- キャラクター線画集(モノクロ)
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ゲームの「玉繭物語」「玉繭物語2」では近藤勝也さんはコンセプトデザイン担当。
「魔女の宅急便」では近藤勝也さんはキャラクターデザインを担当しています。
「崖の上のポニョ」でも作画監督担当です。