ムーミン―名倉靖博画集感想

「ムーミン―名倉靖博画集」はアニメ「楽しいムーミン一家」のキャラクターデザイン名倉靖博さんの画集です。版権イラスト画集なんですが、アニメ「楽しいムーミン一家」設定資料がモノクロ線画16ページも載っているのです。

設定画が掲載されている主なキャラクターは以下の通り。

リストにあげたキャラのうち、ミィまでは全身画と表情が数パターン掲載されています。

それ以外にもサブキャラクターも多数掲載。

道具（扇風機等）、機械（海のオーケストラ号等）もあります。

画集に設定資料が載ることってあまりないと思うのですが、「名倉さんのモノクロ線画イラスト」という扱いみたいですね。

そもそも、トーベ・ヤンソンさん原作の「たのしいムーミン一家」をはじめとするムーミンシリーズも挿絵はモノクロの線画イラスト（全部は読んでないけれどそうだったはず）。

名倉さんの設定画も雰囲気をこわさないように描いてあるので、いいかんじの絵ですよ。

ファミリー向けの作品は大人向けの解説本も発売されないことが多いです。

メイキング資料である設定資料集が画集に収録というのはすごくよい扱いですよ。見たいと思っても、アニメの制作元がOK出さないとなかなか見られるものじゃないですからね。

ページ数も充分。サブキャラや小物まで、たくさん載っているのは魅力的です。

もちろん、カラーイラストもいっぱいですよ。

なお、楽しいムーミン一家の1番最初のオープニング「夢の世界へ（歌：白鳥英美子）」の絵コンテは、名倉さんの別画集「名倉靖博の世界」に掲載されていますよ。

内容紹介

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