創聖のアクエリオン コンプリート

キャラクター紹介のページにカラーの設定画。全身前後・顔アップなどがあるので、基本の服装の色は全てわかります。

モノクロページに金田榮路さんのキャラクター原案6ページ、アニメ決定稿3ページ。アニメ設定資料の方はかなり詰め込んでいて、絵が小さくかんじます。原案絵も描きこみ文字が小さくて読みにくいものあり。

キャラクター設定画に関してはうるさい私ですが、「創聖のアクエリオン」のよさはキャラ絵じゃなくて（失礼? ）もっといろいろある気がするので「量があるので、このぐらいの大きさでもまあいいか」と思います。

同じくメカ紹介のページにカラーの設定画。ソーラー・アクエリオン、マーズ、ルナの全身前後とヘッド・アップの絵があります。武器は小さく載ってます。ベクターマシンも3方向からの絵があるので、基本の色はほぼわかるといっていいでしょう。強攻型（オメガ・アルファ・デルタ）は全身前だけ。ぺクターマシンもそれぞれ1方向からの絵のみ。

アクエリオン（ソーラー、マーズ、ルナ）とベクターマシン3機は河森正治監督の初期カラー設定画もあります。

モノクロページにアクエリオン、ベクターマシン、強攻型の設定画、あわせて3ページ。キャラクター線画よりは大きいものの、メカの設定画としてはやや小さめ。

カラーの設定画が大きいし、線画はやや小さいもののそこそこ載ってます。絵の資料としてはまあまあ使えそう。

okamaさんのコンセプト・デザインワーク（カラー&モノクロ）、宮武一貴デザイン、その他メカやモニター画面のデザインなど。線画はいろいろありますよ。

あの19話「けがれなき悪戯」ででてきた水着はやっぱりokamaさんデザインかー!!

各話のあらすじ、次回予告、必殺技、不動GENの格言、敵メカ紹介など。毎回登場するケルビム兵（ケルビムマーズ、ケルビム・ヴェルルゼバ他）の絵もあるけど小さい…。

あらすじ&各話データといったかんじです。各回ごとの見どころなどもなかなかツボを心得たまとめかた。「あれ、いつの回だっけ? 」とド忘れしたときに便利です。

河森正治監督がリアルな合体を追求するために、レゴでつくったアクエリオン。カラーで2ページですが、ベクターソル、マーズ、ルナ、アクエリオンもソーラー、マーズ、ルナの写真が載ってます。 意外と詳しく写真が載っているのでワクワクしました。

アニメ雑誌に載ったものから、エンディング・イラスト、DVD・CDジャケットやドラゴンマガジンの小説関連の絵まで。けっこうボリュームありますよ。

金田榮路さん担当のイラストに関しては「AQUARION ILLUSTRATIONS -金田榮路 ART WORKS-」とかぶってますけど、あちらの方が絵は大きめです。

アニメイラストから原案系のイラストまで、ひっくるめていろいろ見られるのがこの本のいいところですね。

「結局アクエリオンってなんだったの? 」というアナタにおくる設定解説。アクエリオン、ベクターマシン、エレメント能力、ケルビム兵の4つについて詳細な設定解説があります。 たった1ページなので、字小っさ!! でも内容はすごいことがかかれてますよ。「へぇ」とつぶやきながら読みました。

河森正治監督ロング・インタビューで裏話が読めます。主題歌制作話、キャラクターの声のこと。楽しく読めました。 声優インタビューは質問のQ&A形式になってます。ピエール役の小野坂昌也さんの「ガンダムの主役がたくさんいました」のコメント。私、3人までしかわかりませんでした。いや3人でも多いカナ。

この手の企画ページって寒いネタが多いのですが、今回はハマリました。 「最強のケルビム兵にいどむ匠の技」「アトランディア・ガーデニング倶楽部」が面白くって。

「アトランディア・ガーデニング倶楽部」は一発ギャグみたいなネタですが、「ワンシーズンで終わらせず（以下略）」がツボに入りました、音翅先生。 「最強の～」の両翅と錬翅の会話もマニアック過ぎ!!