「リストランテ・パラディーゾ」は名前自体は以前から知ってたけど、オノ・ナツメさんのおしゃれ絵にちょっと抵抗があって(笑)原作は未読です。

おしゃれ系のマンガって、話がけっこう薄味な印象があって敬遠していたわけです。 「老眼鏡紳士萌え」というような事前情報もあって、さらに敬遠。キャラ重視・見た目重視のストーリー薄々マンガかと。

アニメを見る限り群像劇というかんじで、やはりストーリーは薄味ですね。悪い印象はないけれど、キャラ萌えできないと流し見になっちゃいそうです。

主人公である娘を捨てて男に走った母親、兄弟の妻を寝取るとか、真面目に扱うと重いどろどろエピソードもありますが、わりと軽いノリで流されてます(笑)。

老紳士たちの重い過去については「もうすでに枯れちゃってる過去話」みたいな扱いなので、淡々としたストーリーになってますよ。

そういう意味では感情のぶつかりあいとか、葛藤みたいなものは少ないので、気楽なノリで見ることができますよ。

リストランテ・パラディーゾ 第1話「ニコレッタ」感想

オープニングの最後の方のリストランテ・パラディーゾの面々集合の「いらっしゃいませー」なシーンでかゆくなりましたよ。 男衆のきらきらシーンはキツイ!

あまりにも女性向けというか、女の子がロマンスグレーに囲まれてミーハーな話だったら私向きじゃないかも?と思ってたし、1話もかゆいシーン続出でダメかと思ってたんだけど。

回が進むにつれ、そういう色は薄くなったのでほっとしました。

幼い娘ニコレッタを母に預けて再婚したオルガ。その理由は再婚相手のロレンツォが子連れ女との結婚に拒否感を抱いていたから。

成長したニコレッタはローマに住む母の元へ直談判しにやってきたのが、ロレンツォがオーナーを務めるリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」。

母へのわだかまり、職業を通じての人間成長話、老眼鏡紳士萌えの恋バナ、どれかに絞ろうよ!! と思っていたけれど、全編通して軽く流していくようなノリの物語なんですね。

もうちょっとストーリー重視かと思っていたので、やや拍子抜けでした。

リストランテ・パラディーゾ 第2話「指輪」感想

ニコレッタがクラウディオを押し倒したときにはもう本当にダメかと(笑)。

高齢者を押し倒してシャツのボタンをはずそうとするとは、何たる肉食系女子。高齢者を大切に!!

クラウディオも何を紳士的に(?)されるがままなのか! 若い娘に好き放題されていいのか? …あれ? よく考えたらクラウディオにとってこれは据え膳では!?

そんなことより、恋愛に受身なイタリア男なんていない!! と偏見いっぱいに叫んでみたり、 ルチアーノの孫のフランチ(=フランチェスコ)かわいいーなどとなごんだりしながら見てました。

今回はルチアーノとジジのターンかと思ったら、どっちかというとルチアーノとクラウディオのターンでした。

ニコレッタはなんとなくなりゆきでリストランテで働くことに。

リストランテ・パラディーゾ 第3話「パラディーゾ」感想

OP映像がマイナーチェンジしてます。

母オルガと恋愛話をするニコレッタ。フランクというか、非常に率直。年の差恋愛を応援する母。うーん、さばけてます。子供を捨てて恋愛に走るだけあって、恋愛体質な母ですね。

オルガからロレンツォとの恋愛話など聞かされて、なんとなく許してしまうニコレッタ。

クラウディオと元妻ガブリエッラの関係とか、まあいろいろ紹介。

クラウディオにオルガが母であることを明かしてしまうニコレッタと、ニコレッタにガブリエッラに対する複雑な気持ちを話すクラウディオ。

ちょっと距離が近づいたり?

リストランテ・パラディーゾ 第4話「カゼッタ・デッロルソ」

オーナー・ロレンツォがクラウディオやルチアーノをヘッドハンティングしてリストランテを作った経緯など。

オルガ…ちょっと趣味がアレだよね。老眼鏡の紳士フェチって…。

まあ全ては過労で倒れたオルガに対するロレンツォの愛ということで。

リストランテ・パラディーゾ 第5話「オルシーニの味」

ロレンツォとジジのターン。いとこであり、義理の兄弟でもある二人の出会いと、それが原因となってしまったジジの父親の死。

ロレンツォがなぜ子持ちのバツイチとの結婚を嫌がったのかという理由説明の回。

ロレンツォはかつて他の男の妻だった女が嫌とか、別の男の子供を生んだ女がいやとか、そんなありがちな理由で子持ちのバツイチとの結婚を嫌がっているわけではないの。もっと深い理由があるの!という作者の主張…かな。

オルガが惚れたという立場上「器の小さいつまらない男」という設定にしてしまうわけにはいかないよねーと、うがった見方の私(笑)。

ジジがニコレッタとオルガの関係に気づいていたとか、その理由とかちょっと面白かったり。 しゃべらない人はその分しっかり周囲を観察しているというのは常識よねー。

リストランテ・パラディーゾ 第6話「ある夫婦」

ヴィート回。というほどヴィートにスポットが当たってなかったよ!どっちかというと、ルチーア夫妻の方がメインよね。不遇だわ、ヴィート(笑)。

リストランテのメンバーが、夫の浮気で夫婦仲がうまくいかなくなったルチーアとその夫に出会って偶然かかわっていく…という印象。

オルガの職業が敏腕弁護士ということで、「アリーmyラブ」っぽいシーンが。まあオルガの仕事っぷりの紹介がメインじゃないのであくまでさわりだけ、というかんじ。

ヴィートの語る妻とのなれそめはイマイチ嘘くさいけど、愛情は本物ということで(笑)。

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