オープニング前のナレーション「時は未来、所は宇宙(以下スタッフデータページ参照)」が子供心にカッコいいかんじがしていました。

私はリアルタイム視聴者ですがそれは子供の頃の話。NHK-BSで再放送があったらしいのですが、見ていないので記憶はかなりおぼろです。

さすがに本放送当時アニメ雑誌は買っていませんでしたが、最近読む機会があったので情報UP。


本放送当時を知らない人に「キャプテン・フューチャー」がアニメ史の中ではどのあたりかというと、「宇宙戦艦ヤマト」より後「機動戦士ガンダム」より前に放送開始されたアニメです。

それでは「アニメージュ vol.5 1978年11月号」に載っている資料について。掲載されている主なキャラクターは以下のとおり。

  • キャプテン・フューチャー(カーチス・ニュートン)
  • ジョーン・ランドール
  • ケン・スコット
  • カシュー
  • アニー・ボネル
  • エズラ・ガーニー
  • オットー
  • グラッグ
  • サイモン教授(サイモン・ライト)
  • イーク、オーク
  • 宇宙帝王
  • 猿人
  • …etc.

メインキャラクターの基本設定(全身と表情集)が載っています。全身画はやや小さくてグラッグの細部はわかりにくいかんじですね。

キャプテン・フューチャーの本放送開始が1978年11月7日から。放送開始直後の掲載記事なので資料も開始当初のもののみです。

設定資料(線画)は2ページですが、他にもキャプテンフューチャーの特集記事があります。

カラーページが10ページ。原作「キャプテン・フューチャー」(著者:エドモンド・ハミルトン)の翻訳者野田昌弘さんのインタビュー、原本の雑誌と日本版の表紙、色付のキャラクター絵、第1話「宇宙帝王現る」のフィルムストーリー(途中まで)など。


モノクロページに第1話の絵コンテ抜粋とインタビュー。

スタッフインタビューは田宮武PD、勝間田具志チーフディレクター、辻真先(シナリオ)、大野雄二(音楽)、森利夫(作画監督)、辻忠直(美術)。

コメントを寄せているのは、松本零士、矢野徹、半村良、豊田有恒、光瀬龍(敬称略)。SF小説にうとい私でも名前だけは知っている方が多いですね。

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掲載誌、号:アニメージュ vol.5 1978年11月号
ページ数:2
色:モノクロ線画
絵の大きさ:やや小さい
キャラクターデザイン:野田卓夫
総合評価:3

アニメージュvol.8のキャプテン・フューチャー関連記事

アニメージュvol.8(1979年2月号)にはカラーページで記事が2ページ。数枚のカットと「振動ドライブ」の解説絵コンテが掲載されています。

キャプテンフューチャーでは「ワープ航法」もきちんと子供にわかるように説明されていたような気がしますが、新異次元航行法「振動ドライブ」もアニメ内で絵で説明されています。

SFの設定というのは、「ひみつのアッコちゃん」の魔法のコンパクトと同じくらい「どういう原理か考えてはいけないもの」だと思っていた子供時代には、かなり衝撃的でしたよ…。

アニメージュには他にもコメット号の設定画が大きめに載っていた号もあったような気がしますが、詳細不明です。

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