「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「ポルフィの長い旅」に関してのみの感想です。
「ポルフィの長い旅」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第52話「この瞬間のために」のカット集です。
モノクロページは20ページで、そのうち14ページが設定画。線画の設定画がぎっしり載ってます。
「ポルフィの長い旅」は単独ファンブック今のところ発売されていないので、設定画をまとめてみることができる本はこの本以外知りません。
それでは、掲載されているキャラクター設定画のリスト。
- ポルフィ(ポルフィラス・パタゴス)
- ミーナ(マリーナ・パタゴス)
- アネーク・パタゴス
- クリストフォール・パタゴス
- ザイミス
- エルピーダ
- トマス
- ドリー
- コリーナ
- 村長
- エヴァ
- シスター・エレナ
- イザベラ
- カルロス
- バーンズ
- ジョン・スミス
- トム・スミス
- アレッシア
- レオン
- デイジー
- マクシミリアン
- レベッカ
- イラーリア
- マイケル・バルバッツァ
- ジャック・バルバッツァ
- モニカ・マンシーニ
- アンドレ・マンシーニ
- グイード
- ジョルジュ
- ソフィア
- ジュリアーニ
- マリッサ/サンドラ
- エミリア
- ジーナ
- サミュエル
- セシル
- マリアンヌ
- ティファニー(ティファニー・オベール)
- ローズ
- ナタリー
- パスカル
- …etc.
リストはかなり省略してしまいました。「ポルフィの長い旅」は離れ離れになった妹を探して旅をする話だから、旅の途中で出会った登場人物が多いですね。
上のリスト以外のキャラもキャラクター設定画は載っていますが、疲れた(!?)ので省略しました。すみません。
基本的に全身前+顔アップというのが多いですが、キャラによっては顔アップ1つだけのものも。ポルフィ、ミーナ、ザイミスなどは全身前+表情集もありますよ。
動物キャラクターはペットのアポロ、旅の途中でであった老犬ベルナルド、メスのフクロウ、ローズの飼い猫ロワールなど。
小物は少な目ですが、背景美術の線画はそこそこ。こんなかんじです。
静止画で見ると影なしでのっぺりに見えがちな「ポルフィの長い旅」。線画の設定画でみるとほどよくリアル系でわりといいかんじに見えますよ。個人的にはかなり好きなタイプの絵です。
作品コラムでは「ポルフィの長い旅」に参加した「世界名作劇場」アニメ登場の歴代声優たちが簡単にまとめられています。
「世界名作劇場25作目記念」ということで歴代名劇に登場した声優たちが参加!! という事らしいのですが、今まででも「世界名作劇場」はけっこう同じ声優さんが何度も登場してますよね。
主役級じゃなくても脇役キャラなどは「あれ、この人また出てる!?」と、声優リストを作っていて痛感しました(笑)。
インタビューページでは「ポルフィの長い旅」に関してふれている人が声優の山田栄子さんしかいなかったので、インタビューは期待しないでください。
設定画をたくさん見ることが出来る!!」というのがこの本の一押しポイントだと思います。
そこに魅力を感じる事が出来る人なら文句なしに楽しめると思いますよ。
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
世界名作劇場第1作「フランダースの犬」から第25作目「ポルフィの長い旅」までは、この「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」かもしくは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」のどちらかに収録されていますよ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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