「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「名犬ラッシー」に関してのみの感想です。
「名犬ラッシー」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第11話「プリシラ・最後のわがまま」のフィルムストーリー的なカット集です。
モノクロページは18ページで、そのうち12ページが設定画。キャラクター中心で、美術・小物少々。
文章は各話ストーリー紹介、キャラクター紹介&相関図、コラムなどなど。
「名犬ラッシー」も単独ファンブックは発売されていないし、設定画をまとめてみることができる本は今のところこの本以外知りません。
キャラクターデザインは森川聡子さん。「七つの海のティコ」と比べると頭身が低くなって、キャラクターの丸っこさが増してる気がしますがどちらも森川聡子さんの絵ですね。
そんなことはさておき、掲載されているキャラクター設定画のリスト。
- ジョン・キャラクロー
- ラッシー
- コリン・ジョーンズ
- サンディ・モナハン
- プリシラ・ラドリング
- サム・キャラクロー
- メリッサ・キャラクロー
- リチャード・ジョーンズ
- フィリップ・モナハン
- ビリー・モナハン
- ブルック
- エルロイ
- ロバート・L・カリー
- ホッパー先生
- グッドマン
- メアリー
- ライス
- ハインズ
- 老モートン
- バーンセン
- ローリー
- クリス
- アイアン・コッパー
- フォレスト婆さん
- アルバート
- ロイ・ジョージ・フォレスト
- ドーハン
- ラドリング公爵
- …etc.
リストは一部省略しました。
設定資料のページ数はこの本に入っている他の作品と比べて少なめなのですが、他の世界名作劇場アニメは1年間放送が多かったのに対して「名犬ラッシー」は全26話(うち未放送話1話あり)で約半年。
その分設定画も少ないので、必要十分な量が載っているようにかんじました。
ラッシーの設定画は子犬時代~やや成長~成長過程~成犬までの設定画が載ってます。ジョンは表情も含めて9歳時、11歳時の設定画あり。
これだけの数のキャラクターの設定画をまとめて見られる本は、これからもぽんぽん発売されるとは思えません。
世界名作劇場の中でもマイナーな「名犬ラッシー」。これを逃すと次はいつになることか、という気がするのでファンは要チェックですよ!!
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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