1968年版とリメイクされた2006年版がありますが、1968年アニメのスタッフ・声優リストです。当時の子供たちのトラウマ・アニメとして有名。こわくて見ることができなかった子供もいるはず。
ベムの声は「ルパン三世」の次元役で有名な小林清志さん。
ベロの声は「宝島」のジム・ホーキンス役で有名な清水マリさん。「鉄腕アトム」のアトム役の方がメジャーかな。
スタッフ
スタッフリストは敬称略です。
声優
声優リストは敬称略です。
- ベム
- 声:小林清志
- ベラ
- 声:森ひろ子
- ベロ
- 声:清水マリ
全話タイトル
「妖怪人間ベム」全26話。あの当時のアニメソングはオープニングの歌詞でストーリーがわかりますが、妖怪人間ベムも例外ではありません。
人間になれなかった妖怪人間が「早く人間になりたい!」と人間になる方法を求めて旅をする話です。
オープニング前のナレーションが有名ですよね。「それは、いつ生まれたのか誰も知らない。暗く、音のない世界で1つの細胞が分かれて増えていき、3つのいきものが生まれた。(以下略、オープニング前のナレーションより)」。
音楽もジャズでかっこいいし。
- 恐怖の貨物列車
- 階段を這う手首
- 死びとの町
- せむし男の人魂
- マネキン人形の首
- 悪魔のろうそく
- 呪いの幽霊船
- 吸血鬼の寺
- すすり泣く鬼婆
- 墓場の妖怪博士
- 恨みの鏡
- 恐怖の黒影島
- ミイラの沼
- 怪奇の森
- 狙われた目玉
- 山荘の妖鬼
- 博物館の妖奇
- 謎の彫刻家
- 古井戸の呪い
- 鉄塔の鬼火
- 怨みの髪の毛
- 死者の門
- 悪魔の化粧
- 人面の悪鬼
- ベロを呼ぶ幽霊
- 亡者の洞穴
タイトルからしてアレな内容だと想像がつきますが、そのとおり。ムックの「妖怪人間ベム大全(感想は別ページに)」によると、第2話の「階段を這う手首」の初期タイトルが「ギャッ生手首!!」だったことからもおして知るべし。
しかし、ベムは外見50歳台の紳士ヒーロー。黒コートに黒ソフト帽、手にはステッキですよ。話し言葉も紳士風。 話し言葉も紳士然としていたので、子供心にちゃんとヒーローとしてみていました。
前述の「妖怪人間ベム大全」に載っている企画書には「毛髪はない」って…。ええ、まあそうなんですけど、あの当時はソフトな言いまわしをしたんですね。
ベラは服装はなぜマント?といういでたちでしたが、かっこよかったんですよ。主に言動と態度が。「ベラのムチは痛いよ!」とか「悪いヤツは許しておけないのさ」とか。
たいていベ子供のベロがやっかいごとをしょいこんでくるわけですが、口は悪いけど頼りになるいいお姐さんというイメージでした。
昔はよく再放送されていましたが、今のご時勢ではさっぱりですね。
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