OKAWARI-BOYスターザンS スタッフ・声優・全話タイトル

基本が「スターウォーズ」と「ターザン」パロ、というのが時代を感じさせます。「スターウォーズジェダイの復讐」が1983年公開でしたっけ？あの当時「スターウォーズ」の人気はすごかったから…。

「おのぼりボーイ東京見聞録」で「逆転イッパツマン」のシビビンっぽい動きをしていたり、「大脱走！コンクリート密林」でウラシマンのキャラが登場してたりとタツノコプロのセルフパロみたいなのもありました。

ロボット族VSスターザンSのアクションはややキャシャーン風味。なつかしいかんじでした。

スターザンSがハンサムから三枚目に変わる時は、身長から声まで変わって井上和彦さんの熱演も面白かったです。私が井上和彦さんの声を認識したのは、キャンディキャンディのアンソニーでもサイボーグ009の009でもなく、スターザンS。

スタッフ

スタッフリストは敬称略です。

キャラクターデザイン: 天野嘉孝（現・天野喜孝）
キャラクターシート: 林政行
シリーズ構成: 小山高男
チーフディレクター: うえだひでひと
アニメーション制作: タツノコプロ
本放送: 1984年1月～1984年8月
音楽: 石田かつのり
主題歌オープニング: 「SHOW ME YOUR SPACE～君の宇宙を見せて～」歌：ポプラ
主題歌エンディング: 「恋する気持ちはドーナツの中」歌：アイ高野; タツノコプロ大全集（試聴あり）; タツノコ・ヒーローズ～タツノコTVアニメ主題歌集～

声優リストは敬称略です。

「OKAWARI-BOY スターザンS」全34話。普段は三枚目顔のスターザンスが、ヒロイン・ジュンのピンチに二枚目に変身（？）して戦うギャグアニメでした。ラブコメ要素があって、わりと面白かったのでよく見てました…打ち切りエンドでしたが。

スターザンSが住んでいるキラキラ星はロボット族VSセノビ族という構図。セノビ族は地球人より背が低く、大人でも三枚目スターザンスの腰くらいまでの身長。

キラキラ星でただ一人の地球人スターザンスはキラキラ星育ち。そのため身体能力がすぐれていて、二枚目にオカワリしなくてもロボット族と戦えます。変身して強くなるわけではなく、見た目が変わるだけ。

ロボット族に襲われたジュンを助けた初対面時、カッコつけてついつい二枚目にオカワリ。以後ジュンの前ではハンサムをキープし続けるハメに。

好きな子の前でいいカッコするためだけの変身！というのが妙にリアルでツボでした。

エビルスが三枚目からハンサムに変わる回には、玄田哲章さんの熱演。声がハンサムボイスに。

「不肖、銭の機動戦士。銭屋金之助」を演じる速水奨さんの二枚目半声も聞けて、声優ファン的にも面白かったですよ。