ローゼンメイデンのムックで一番最初に発売されたのが「ローゼンメイデン エーデルローゼ」。あの頃はみんなローゼン・グッズに飢えていて一時期品薄になっていました。
スタッフインタビューを読むと2期シリーズが決定した頃の内容です。発売時期の都合上、版権イラストは1期の頃の絵のみ。設定資料集も1期の絵のみです。
- 設定資料集
設定資料集は真紅たちドールズと人間キャラクター、小物、美術など。絵の大きさは文字書きこみがなんとか読める程度です。
ムービック(アニメイト)の「ローゼンメイデン設定資料集」比べてみました。
「エーデルローゼ」に掲載されている真紅たちドールズ設定画は「ローゼンメイデン設定資料集」「ローゼンメイデン トロイメント設定資料集」のどちらかにほぼ掲載されています。
逆にムービックの資料集にはあるけど、「エーデルローゼ」にはない絵もあります。
ジュンやのりの私服は「エーデルローゼ」の方が絵が多いです。ゲストキャラの絵は、ムービックの資料集にない絵もいくつかありますね。
nのフィールドの資料は「エーデルローゼ」のみ。
個人的には、1期資料に関してはこの本だけでもいいような気がします。「いや、もっと見たい!ついでに大きな絵希望!」という人はムービックの資料集もあるといいでしょう。
- スタッフインタビュー
スタッフインタビューもわりとよかったです。原作が終了していないため、アニメ化に際していろいろ設定を変更した裏事情などが語られています。
この本の難点ですが、余分なものがあるのに、足りないものがあることでしょうか。
カラーのキャラクター設定画が全くないのは資料としてやや不親切。キャラクター紹介にキャラクター・データ的なものがないのも寂しいかな。
ストーリー紹介では本編画像もありますが、「この回ならもっといい絵があったのに、どうしてこの絵を?」という絵をセレクトしていたり。 そのわりに、見どころポイントと設定資料のプチ解説はなくてもいいような内容。
アニメファン的に見て「これはいらないから、あれを入れてほしい」というものが目につきます。そのへんを不満に感じる人はわりといそうな気がしますね。
モノクロの設定資料集の量はほどほどにあるので、ムービックの資料集が買えなかった人が資料目当てで買うのはありかもしれませんね。
- タイトル:ローゼンメイデン エーデルローゼ
- 出版社・発売時期:MdN(2005-05-24)
- ページ数:95
- 総合評価:
内容紹介
- アニメ「ローゼンメイデン」1期ファンブック
- 版権イラスト集
- ドールズ紹介(真紅、雛苺、翠星石、蒼星石、水銀燈)
- ストーリー紹介
- グッズ紹介
- 設定資料集(モノクロ20ページ、キャラクター・美術)
- スタッフインタビュー(松尾衡監督、花田十輝・脚本、石井久美キャラデザ)
- キャストインタビュー(真田アサミ、沢城みゆき)
- …etc.
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番外編。