アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」スタッフ・声優・全話タイトル

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」。フジテレビのノイタミナ枠での放送でした。

アニメ企画→小説化だったので、オリジナルアニメです。脚本担当の岡田麿里さんが書いた小説版は、アニメと並行して連載という形態でした。

この時期のノイタミナ枠は1時間になっていて、前半枠が「C」、後半枠が「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」。

「C」には戸松遥さんと櫻井孝宏さんが出てました。しかも2人とも人外系メインキャラ。

アニメの制作会社が違うから偶然かぶったのだろうけれど「なんだかなー」という気分でした。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のストーリーは、小学生時代の幼馴染5人（＋1人）が友達の死によって疎遠に。高校生の夏、何の予兆もなく幽霊として主人公の前に現れた亡くなった少女。

それぞれが抱える死んだ少女への罪の意識、隠されていたそれぞれの想い。死んだ少女を成仏させようと集まった事で、失われた人間関係は再び動き出す。という内容。

超平和バスターズの5人は、亡くなった少女・めんま（あだ名ですよ）や他の登場人物に対してそれぞれ隠している気持ちがあります。

その「隠し事」が思わせぶりで「めんまの死には何か秘密が隠されているのでは? 」とミスリードされそうになりますが、「実は殺人だった」というわけではありません。

めんまの「忘れてしまった願い事」も最終回には明かされます。が、ほとんどストーリーに関係ないと言ってもいいくらいの事で、それまでの話から推理はムリでした…。

ミステリーではなく、青春ストーリー。「どうしてめんまが今になって幽霊として出てきたのか? 」という点についても深い意味はありません。

謎解きストーリーじゃないので、深読みしすぎるとドツボにはまります。深読みせずに楽しみましょう。

テーマは簡単にまとめると「コミュニティの再生」ってやつですね。しがらみのない子供の頃の人間関係の再生。2011年頃はみんなそういう話に飢えてました。震災直後でしたからね…。

スタッフ

スタッフリストは敬称略です。

エンディングを歌っているのは作中のキャラクター3名…要するに本間芽衣子（茅野愛衣さん）、安城鳴子（戸松遥さん）、鶴見知利子（早見沙織さん）です。

声優リストは敬称略です。

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」全11話。

毎回エンディングの入りが上手くて、けっこう楽しんでみてました。

そういえば最終回の告白大会はNHK教育の「真剣10代しゃべり場」を意識したのだとか（岡田麿理さん談）。

「真剣10代しゃべり場」ってあんなノリだったっけ!? なんだかちょっと違うような気がしたんですが…。

そういう意味で最後ちょっと強引なまとめな気がして残念でした。