Dragonball天下一伝説 テレビアニメ完全ガイド

キャラクター紹介ページにカラーの設定画も載っています。大全集は本編画像だけでカラーの設定画が載っていなかったはず。カラー資料的にはこのアニメガイドの方がいいかと思います。

ストーリー紹介は大全集よりアッサリ気味。本編画像も載っているけど本自体が大きくはないですからね。

テレビ放送前に企画検討用や、プレゼン用に描かれたイラストなど。服装の色違いなどが多いかな。

イメージイラストやパイロットフィルムのセルを撮影したものなど、ちょっとレアなものも紹介されてます。

原作者×アニメシリーズ構成×主役声優座談会ですね。思ったより裏話が載ってます。

主役声優の業界ルールや、原作でサイヤ人の女性キャラが登場しなかった理由が興味深かったです。

でも、ドラゴンボールZのシリーズディレクターだった西尾大介さんが、後年「ふたりはプリキュア」のシリーズディレクターを担当するわけで。女の子の格闘アニメが作られるほどに時代が変わっちゃったんだなあと、しみじみしました。

ドラゴンボール、ドラゴンボールZに登場した声優さんのインタビュー集です。

各キャラの線画の設定画も一緒に載っているので、設定画好きとしてはうれしいところ。

インタビューのある声優さんは以下のとおり（敬称略）。

• 孫悟空、悟飯、悟天：野沢雅子
• ピッコロ：古川登志夫
• べジータ：堀川りょう
• クリリン、ヤジロベー：田中真弓
• ヤムチャ：古谷徹
• トランクス：草尾毅
• ピッコロ大魔王、神様：青野武
• チチ：荘真由美
• フリーザ；中尾隆聖
• 魔人ブウ：塩屋浩三
• 天津飯：鈴置洋孝
• ブルマ：鶴ひろみ
• ビーデル：皆口裕子
• 亀仙人：増岡弘
• セル：若本規夫
• ナレーション、界王：八奈見乗児

設定画も上のリストのキャラのものです。キャラの変遷も無印からZまで、すこしずつセレクトされているかんじですよ。

大全集ほど設定画（線画）の量は多くないけれど、カラーの設定画とあわせるとほどほどに使える資料かな。

インタビューも各人4ページか2ページ。わりと読み応えがありました。八奈見さんだけ1ページでしたけどね。人数が多いのもよかったです。