GTのアニメ後半ムックです。メインキャラクター紹介のカラー設定画がvol.1より見やすいし、やや詳しくなっている部分もあります。カラー資料としてはvol.2の方がいいような…。
本のサイズはvol.1と同じでジャンプコミックスより一回り大きい程度の本です。
vol.2の見どころは、悟空役の野沢雅子さんのインタビュー5ページかな。
それでは、vol.2の感想。
- キャラクター紹介
メインキャラはvol.1と重複していますが、ちょっとだけ設定画が増えているし、画像の重なりもvol.1より減っている気がするのでまあいいかな。
メインキャラ以外は後半登場のキャラが載っています。超(スーパー)17号や、一星龍~七星龍など。
悟空の超(スーパー)サイヤ人4、超サイヤ人4べジータ、超サイヤ人4ゴジータなどもあります。
- キャラクター設定資料集(線画)
モノクロページに、GT後半登場の超17号、邪悪龍や悪役キャラたちの線画と、悟空の超(スーパー)サイヤ人4、超サイヤ人4べジータ、超サイヤ人4ゴジータなど。
vol.1と比べると設定画の分量はへってますね。その他メインキャラの基本設定画が欲しい人はvol.1がいいと思います。
- 野沢雅子さんインタビュー
悟空役の97年10月末になっているから、GTの最終話アフレコ終了後のインタビューになるのかな。「TVアニメ完全ガイド」と同じ話題じゃなかったのでよかったですよ。
「最終話での印象的なシーンは? 」の野沢さんの答えを読んで、「そういえばそういう意味だわ…」とあらためて気づきました。しんみり。
「ドラゴンボール」では死んだキャラが何度も生き返ったり、また死んだりで「軽いなあ」と思っていましたけど…。
- 用語集
構成はvol.1と似たような感じで、用語の説明と設定画少々。今回は絵コンテとシナリオが1枚ずつ載ってます。両方とも最終話ラストのもの。絵コンテはすっごくラフで…。
ストーリー紹介は後半分(42話以降)と、テレビスペシャルの「悟空外伝! 勇気の証しは四星球」が載っています。
読み物に関しては、今回はキャラクターの年齢考証、アニメ制作の裏話なども少しあって面白かったです。
vol.1、vol.2ともに用語集や企画ページなどの読み物は、ほどよく真面目でほどよく子供向けという印象です。あんまり子供向けだと読むのがつらいですが、このくらいだと読みやすいですよ。
- タイトル:復刻版ドラゴンボールGTパーフェクトファイルvol.2
- 出版社・発売時期:講談社(2006/04)
- ページ数:97
- 総合評価:
内容紹介
- アニメ「ドラゴンボールGT」の後半ガイドブック
- キャラクター紹介
- ストーリー紹介
- 悟空&べジータ名場面集
- ED3、ED4、カット集、アイキャッチ
- 野沢雅子さんインタビュー
- 用語集
- 年齢考証、アニメ秘話
- …etc.
vol.1同様復刻版じゃない方にはシールがついているそうですよ。そういうオマケに興味がない人は復刻版、シールを見逃せない人は「ドラゴンボールGTパーフェクトファイルNO,2 (ジャンプコミックスセレクション アニメコミックス)」がいいかもね。
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