復刻版ドラゴンボールGTパーフェクトファイルvol.1

キャラクター紹介ページにカラーの設定画も載っています。紹介されているのは悟空、パン、トランクス、ギルなどのメインキャラと前半登場の悪役キャラたち。

設定画が大きく載っているのはいいのですが、この本の大きさだと途中で切れちゃうような大きさ。しかも絵のうえに文字とか本編カットとか重なっているので、資料としてはちょっと見づらい面も。本が小さいのが悪いんですよねー。

実はvol.2のキャラクター紹介ページにも同じキャラ設定画が載っていて、そちらの方が絵の重なりも少なくて見やすいです。メインキャラクターのカラー資料としてはvol.2の方がいいかも。

前半登場の悪役キャラ絵が必要なら、この本でOK。

モノクロページに、GT前半登場のベビーをはじめとする悪役キャラたちの線画と、悟空一家&べジータ一家の線画設定画があります。

うわー、べジータ老けたなー。べジータは悪役ページでべジータベビー、スーパーベビー1、2、大猿ベビーなどもあるので絵が多いですね。

原作者の鳥山明さんが「ドラゴンボールGT」用に描いたイメージボード集です。もちろんカラー。世界観をイメージさせるストーリー性のあるイラスト3枚と、ギル、宇宙船の設定画や放送開始前に描かれたテレカ用イラストなど。

あ、ここにも中鶴勝祥さんが描いたイメージボードがカラー、モノクロの1枚ずつ。用語集のページとあわせると9枚になるから、後2枚? そのくらいどこかに載せてくれればよかったのにー。

用語集のページにも線画でキャラクター設定画やラフ設定のほかに、アニメのキャラクターデザインの中鶴勝祥さんのイメージボードが7枚載っていますよ。全部で11枚あるという話です。

どーでもいいけど用語集の項目に「オールヌード」という項目があるのはどうなのよ。夢を壊して悪いけど悟空についての項目です。わりとどうでもいいネタに走ってる気がしますね…。花嫁姿トランクスの設定画とか載ってるし。あ、もちろん悟空の超サイヤ人4のラフ設定（決定稿と微妙に違う）などもありますよ。

鳥山明さんが描いたメインキャラクター設定画もあります。アニメ的には原案絵ということになるのかな。悟空、トランクス、パン、べジータ、ブルマ、ブラ、悟飯、ビーデル、悟天、チチ、サタン、ウーブ、クリリン。全員GTバージョンです。

この本に載っているアニメキャラクター設定画と比べると、ペンタッチがやっぱり漫画家の絵というかんじですね。