MUTUALITY:CLAMP works in CODE GEASS

「コードギアス 反逆のルルーシュR2」のエンディングイラストとニュータイプなどに載ったCLAMP担当のコードギアス版権イラスト。

エンディングイラストの主線が鉛筆のままで、ペン入れされてなかったことにややガックリ。うちのテレビ小さいから気づかなかった…というか、気づきたくなかったかも。この大きさで見るとさすがにわかりますね。

ラフ画やデザイン画なら、鉛筆で主線描いてささっと淡く色をつけるというのも、素朴なカンジで好きなんです。ラフで素朴な味わいというのかな。

でもきっちり濃い目の塗りの時に、主線が鉛筆のままというのは個人的に好みじゃないんですよ。手抜きといわずとも「雑」なカンジがして。主線を残すならきっちり上からトレースして欲しかったな、と。華やかな塗りに、鉛筆の素朴な味わいはそぐわない気がして。

まあ、そのへんは好みとしか言いようがない！気にならない人にはいいと思いますよ。

2枚の描き下ろしイラストと、それにあわせたショートストーリー2ページ。テキストはシリーズ構成の大河内一楼さん。まあ公式サイドストーリーと言ってもいいんじゃないでしょうか。

「あの空白期間がどうしても気になる!!」という人は読むしかないでしょう。

キャラクター原案集ですね。実際のアニメ設定資料集とは違います。ボツデザインとか、服装案とかいろいろ。コメント付。天子さまの別バージョンとか。

神楽耶はCLAMP案の方がお姫様っぽいですね。でも、アニメのキャラ付けにはあわないかも。

当たり前ですが、キムタカ（木村貴宏さん）デザインのキャラクター絵はありませんよ。

一応6ページですが、実質的には5ページ。タイトルでかいよ！

主にキャラクターのデザイン的な話と、エンディングイラストについて。読み応えはありましたよ。

「シュナイゼルにアロハ服」はちょっと笑っちゃいました。いますねー、スーツ姿は似合うのに休日の服は微妙な人。片方が決まりすぎてて、他が似合わないっていうの。あるある。

巻末2ページにまとめて、カラーページの各エンディングイラスト、版権イラストについてのコメント集。

このコメント集を読めば、エンディングイラストは「どこまでが『狙って』で、どこからが『偶然』」なのかわかる！