ニコレッタ、オルガ、ロレンツォの3人それぞれの事情とまとめだけは5話までで済んでいるので、後は各キャラの掘り下げエピソードですね。

最終話はこういうまとめしかないだろうという王道の終わり方。

老眼鏡紳士(一部伊達眼鏡アリ)の人数は多いので、全話見終われば一人くらいお気に入りのキャラがみつかるはず。

ちなみに私はルチアーノかな。辛口な人が好きなので(笑)。

リストランテ・パラディーゾ 第7話「特別な一日」感想

ルチアーノ回。ニコレッタがありがちなおせっかいを焼くかなり大味な話なんだけど…。ルチアーノ・ファミリーは好きなので、許す!

ルチアーノの孫・フランチの誕生日パーティをリストランテのメンバーがステキにサポート。

オレンジジュースをテイスティングするジジ。おかしいよ、ジジ、おかしいよ。ワインはグラスを回して空気に触れさせる意味はあるけど、ジュースにそれをする意味はあるんだろうか?

リストランテ・パラディーゾ 第8話「昔日」感想

フリオ回…じゃなくてクラウディオ回かな。

若い頃のフリオ、クラウディオとフリオの妻アンジェラの思い出話ですね。

今でこそ要領がよさそうなクラウディオが、若い頃は要領が悪かった! いや、今でも人間関係に関しては不器用そうだからあんまり変わってないかな。

若い頃からマダムに食われたりしてたのね、クラウディオ。全然成長してないよ!

でも若い人より年配者の方が安心感とか信頼感があっていい、という職業はあるよね。

フリオは若い頃から才気あふれて自信満々の切れ者だったけど、年を食って丸くなったタイプ。

その妻アンジェラもホテルオーナーの娘だけど気取らないタイプ。堂々として物怖じしないあたりがお嬢様。一度会った人の顔は忘れないというのは立場が身につけさせたスキルかな。

若きクラウディオに的確なアドバイスをするいいお嬢様。たしかに仕事によって求められるスキルは違うから、皆が同じタイプの人間像を目指す必要もないのよ。

コックは誠実さだけではダメだけど、カメリエーレは人と接する職業だから誠実さは大きなポイント。仕事の要領自体は常に新しい技術の獲得が必要という職ではないので、経験を積めばよくなっていくものだし。

リストランテ・パラディーゾ 第9話「リストランテの休日」感想

テオ回。おお! とうとうテオにスポットが! と思ったけど、やっぱり空気というか脇役風味よね、テオは。

リストランテの新しい春メニューを試作するフリオ、テオ、ニコレッタ。

まだまだ修行中のニコレッタには料理の腕をアピールするチャンス到来! なんだけど、試食でテオにけちょんけちょんにけなされる。

若き日のテオの事情やヴァンナとの対立話に、ニコレッタのちょっぴり成長とか。

ここらへんはわりとよくある料理人の成長エピソード。あまりひねりはないわけだけど。

料理人の最近山ほどあるので、それらと比べるとこの程度のエピソードでは話の深みという意味ではまったく薄味。でもニコレッタの成長譚がメインじゃないからこんなもんでしょ。

ところで、テオとヴァンナはプライベートでも付き合ってるの?そのへんちょっと気になったり。

リストランテ・パラディーゾ 第10話「秘めたる恋」感想

ルチアーノの事情とクラウディオの事情。

リストランテのお客でルチアーノにせまるサヴィーナ。

バイオリンを指導しているサヴィーナはそうとはしらず、ルチーナの娘・マルゲリータのヴァイオリンを指導。その演奏会にルチアーノを誘う。

しかし断るルチアーノ。「よかったら、その人と行って頂戴」とチケットを渡すサヴィーナ。うーん、大人の対応? というか、むしろライバルをチェックしたかったんだと思う(笑)。

ルチアーノはもらったチケットをニコレッタに渡して「クラウディオを誘え」とけしかける。

クラウディオは最近ガブリエッラと会ったばかりでため息ばかり。そんなクラウディオを誘えないニコレッタ。

一方ルチアーノに新しい恋人ができることを快く思わない娘マルゲリータ。新しい恋人を作るのも考えるべきだと理解を示すマルゲリータの夫。

そしてバイオリン演奏会当日、サヴィーナと演奏会場で会ったルチアーノは…。

リストランテ・パラディーゾ 第11話「リストランテの人々」感想

オルガの誕生パーティ。ようやく一周して主人公ニコレッタの話に戻ってきたわけです(笑)。

ニコレッタとオルガ、ニコレッタとクラウディオ。この2つの関係に決着がつきます。クラウディオのほうは一応の決着というかんじだけど。

指輪をはずそうとするクラウディオにパスタをぶっかけるニコレッタ。なぜそうなる!?

さらにガブリエッラに「クラウディオの気持ちを知りつつ店に通ってくるのはずるい!」と直談判。うわー、2話の肉食系女子的な恋愛行動来ましたよ。

そんなこんなでクラウディオとガブリエッラの関係に一応決着。でもこれって客観的に見ると、いつまでもぐだぐだ引きずってるクラウディオの方が悪いんじゃないか? と思ってしまう女の論理。

でも世間一般論ならそう思うのに、それが好きな人のこととなると「相手の女が悪い!」にすり替わってしまうニコレッタの気持ち。わかる、わかるよー(笑)。

オルガとニコレッタの関係も、まあそうなるだろうなーと予想通りの展開でした。

それはさておき最終回もジジはよく食べてます(笑)。

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