設定画好きとしてはムック「精霊の守り人 オフィシャル・ガイド」がイマイチの印象だったので、アニメイトの「精霊の守り人設定資料集」を買ってみましたよ。2冊同時発売。アニメ制作スタジオで使われている設定画(線画)のコピー集です。

でもあんまり期待してませんでした。だって、production I.G.の公式ページにキャラクター、武器、小物、動物など170枚くらい線画が公開されてるじゃないですか、設定画。アニメイト資料集はどうせいつもどおりの枚数。勝負になりません。お初の資料は期待できないなーと思ってました。

…甘く見てました。確かに枚数は公式サイトの設定画には及ばないけれど、意外とメインキャラの初出資料がでてましたよ。DVDは買ってないので、もしかしたらDVDのブックレットなどには載っているのかもしれませんが。

絵のセレクトはproduction I.G.担当なのか、ムービックの商品開発部の担当なのか知りませんが、わりと「ファンのツボがわかってる人」がセレクトしている印象ですよ。


第壱集はメインキャラクターの序盤資料とサブキャラクター。バルサの槍、小物、美術少々。第弐集はメインキャラクターの各回資料(主に後半)と狩人の武器、美術少々など。

それでは「精霊の守り人設定資料集 第壱集」のキャラ一覧。

  • バルサ
  • タンダ
  • チャグム
  • トロガイ
  • シュガ
  • 二の妃
  • サグム
  • 狩人(モン、ジン、ゼン、ユン、ライ、ヒョク、タガ、スン)
  • トーヤ
  • サヤ
  • …etc.

キャラクターの基本設定なら第壱集ですね。各キャラとも表情集、全身の服装などがしっかり載っています。

チャグムは序盤(宮での正装)から中盤(髪を切った後)にかけての設定のみ。宮を脱出してすぐの庶民服設定(+髪を切った後の表情集)は公式サイトになかったので、ちょっとうれしい! 3話回想の幼チャグム設定あり。やや成長した頃の設定画は第弐集へ。こうしてみると、チャグムの設定画は多いですね。後半身長が伸びたり、最後衣装替えがあったりするからですが。

バルサも公式サイトにない怒りの表情集や下着設定など増えてます。タンダも表情集が2枚に。でも番号が表情集1と3。2が気になるよー。3も笑顔系だから2は怒り顔系?

身長対比図は、4話と6話から1枚ずつ。各キャラの身長もわかります。でも狩人が全員揃っている身長対比図は第弐集に載っているのでした。

狩人たちは基本服と表情集がこの第壱集。笠あり服と各キャラの武器は第弐集と分けてあります。

第壱集の武器はバルサの短槍、棒手裏剣、腕輪(これは小物か…)など。タンダ・グッズとシュガ・グッズが多いのも第壱集。あとは美術少々。こんなところですね。

サグム皇子は幼少設定の方がやつれてるなーとか、武器や小物の説明書きも意外と多くて読むのが楽しいです。基本的には絵を描くための説明でキャラクターに関してはほとんど絵だけですが、小物に関しては素材や使い方など、妙に細かい説明書きがついてます。

文字が書かれている小物に関しては何と書かれているかも解説されていますが、新旧ヨゴ文字一覧は第壱集、第弐集ともにありません。

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タイトル:精霊の守り人設定資料集 第壱集
発売日:2008年9月上旬
内容:前半キャラクター設定、小物、美術
色:モノクロ線画
仕様:A4横サイズ、72ページ
キャラクターデザイン:麻生我等
総合評価:5

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