「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「小公女セーラ」に関してのみの感想です。
「小公女セーラ」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第31話「屋根裏にきた怪物」のカット集です。OP・EDカット集あり。
ロケハン写真集のページにも「小公女セーラ」のロケハン写真が少しあります。
モノクロページは20ページで、そのうち14ページが設定画。ストーリー紹介、キャラクター相関図、コラム少々。
それでは、掲載されているキャラクター設定画のリスト。
- セーラ・クルー
- ラルフ・クルー
- マリア・ミンチン
- アメリア・ミンチン
- ベッキー
- ピーター
- ラビニア・ハーバート
- ジェシー
- ガートルード
- アーメンガード・セントジョン
- ロッティ・レイ
- クリステル
- リンダ
- ドルシラ
- スーザン
- ジェシー
- ペネラビ
- マリエット
- モーリー
- ジェームス
- アンヌ
- デュファルジュ先生
- バロー弁護士
- 市長夫人
- ベッキーの母
- テディ
- アーサ
- イライザ
- トム・クリスフォード
- ラムダス
- カーマイケル弁護士
- ドナルド・カーマイケル
- ジャネット・カーマイケル
- …etc.
リストはちょっと省略。エミリーを譲ってくれた仕立て屋さんとか、名前のついていないインド人侍従たちなどのキャラも載ってます。
セーラは11話までのお嬢様設定と12話からの暗い表情集に、各話の服装設定などたくさん載ってます。寝間着にガウンに外出用のコートと落ちぶれるまでの華やかな服装と中盤のお古服、そしてラストのセーラー服やドレス、コートなど思ったよりお着替え多いですね。
ミンチン先生、ラビニア、ラムダス、クリフォードさんなどは設定画がわりと多めに載ってますが、ミンチン女子学院の他の生徒達はやや基本設定が省略気味。基本服、冬服の全身設定は載ってますけどね。
動物キャラはペルシャ猫のシーザー、セーラのオウム、ネズミのメルキゼデク一家にサルのスーリャなど。メルキゼデクの子ネズミは森康二さんデザインなんですね。
小物はエミリー人形、セーラの家族写真、買い物かご設定など。
背景美術の線画はミンチン女学院外観、室内、屋根裏部屋図解、街の風景などなど。だいたいこんなかんじです。
めぼしい設定はほどほどに載ってるかんじなので、設定画をしっかり見たい人にはおススメですね。
なお黒川文男監督のインタビューページにも「小公女セーラ」のテーマ的な話が語られていますよ。
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
世界名作劇場第1作「フランダースの犬」から第25作目「ポルフィの長い旅」までは、この「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」かもしくは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」のどちらかに収録されていますよ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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