「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「家なき子レミ」に関してのみの感想です。
「家なき子レミ」割り当てのカラー4ページは2ページが全体の名場面集、残り2ページは第13話「雪の日の別れ」のカット集です。ページ両脇にOP・EDのカット集もあり。
モノクロページは18ページで、そのうち12ページが設定画。ストーリー紹介、キャラクター相関図、コラムなどあり。
それでは、掲載されているキャラクター設定画のリスト。
- レミ・バルブラン
- アンヌ・バルブラン
- ジェローム・バルブラン
- ナナ・バルブラン
- ヴィタリス
- ジョリクール
- ミリガン夫人
- アーサー
- ネリー
- マチア
- リーズ
- リカルド
- マリア
- ジャック
- アルベール
- マルセル
- ピエール
- コゼット、コゼットの両親
- ガスパール
- プレル弁護士
- …etc.
リストはけっこう省略。ジャバノン村、ユセルの町、ボルドーの町、トゥールーズの町、パリで出会った人々がいろいろ載ってます。
設定画が多いのは、レミ、ヴィタリス、ミリガン夫人、アーサー、マチア、リーズあたり。
動物はジョリクール、カピ、ゼルビーノ、ドルチェなどのヴィタリス一座の動物達。雪山の狼や拾った猫などなどもちょっとだけ載ってます。
小物はレミのカメオのペンダント、ミリガン氏の肖像画ほか少々。背景美術の線画は各街の風景、パリの仲間達の寝床の部屋など。
ネリーとブレル弁護士だけプロフィール設定が書かれています。これを読む限りけっこうしっかりキャラクターのプロフィールは設定されているようですね。
でもブレル弁護士のプロフィールは…一歩間違えるとギャグキャラになりそうな予感。この手のキャラクターを正義キャラとして描けるのは世界名作劇場くらいかなー。
とりあえず、「家なき子レミ」の設定画をたくさん見ることが出来る本は、私が知っている限り今のところこの本だけ。
設定画好きならおススメですよ。
他にどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
世界名作劇場第1作「フランダースの犬」から第25作目「ポルフィの長い旅」までは、この「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編」かもしくは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」のどちらかに収録されていますよ。
- タイトル:世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編
- 出版社・発売時期:新紀元社(2010-04-24)
- ページ数:380
- 総合評価:
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.2
- オープニング・エンディングカット集&名場面集(カラーページ)
- モノクロ線画設定資料集(キャラクター、美術、小物、乗り物)
- コラム
- スタッフインタビュー(黒川文男監督、黒田昌郎監督、山田栄子さん、楠葉宏三監督、佐藤好春さん、斉藤宏監督×脚本家・宮崎晃さん、佐藤昭司さん×中島順三PD)
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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