「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」の全体の感想は別ページにまとめましたが、ここではその中から「若草物語ナンとジョー先生」に関してのみの感想です。
「若草物語ナンとジョー先生」も単独ムックとしては「若草物語ナンとジョー先生 NEWTYPE Illustrated COLLECTION」がベストです。とはいえ、これも現在入手困難。
設定画をたくさん見たいなら「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」で充分だと思います。
カラー4ページでOP・EDカット集、全体の名場面集、第20話「大きくなったら何になる? 」名場面集などが載っていますが、設定資料のページは全てモノクロです。
一応「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」に設定画（モノクロ線画）が掲載されている主なキャラクター名をあげてみると、
- ナン（アニー・ハーディング）
- ジョー（ジョセフィン・マーチ・ベア）
- ベア先生（フリッツ・ベア）
- ダン・キーン
- ナット・ブレーク
- トミー・バングズ
- デミ（ジョン）・ブルック
- デーズィ（マーガレット）・ブルック
- フランツ・ホフマン
- エミル・ホフマン
- スタッフィ（ジョージ・コール）
- ネッド・バーカー
- ジャック・フォード
- ロブ・ベア
- テディ・ベア
- エーシア
- サイラス
- メアリー・アン
- ローリー・ローレンス
- シルビア・コール
- ページ博士
- ジョン・ブルック
- メグ（マーガレット）・ブルック
- ファース先生
- …etc.
こんなかんじです（一部省略してますけど）。プラムフィールドの子供たち＋大人たちは網羅されてますよ。
基本設定と主な各話設定がまんべんなく載っているような印象です。「若草物語ナンとジョー先生 NEWTYPE Illustrated COLLECTION」と比べても、さほど遜色ないですね…キャラクター設定に関しては。
毎度くどいようですが、本の大きさは「若草物語ナンとジョー先生 NEWTYPE Illustrated COLLECTION」より小さいので絵の大きさも小さいです。
世界名作劇場のようなシンプルなキャラクターデザインなら、このくらいの大きさでも許容範囲だと個人的には思いますけどね。
「若草物語ナンとジョー先生」はゲストキャラもそう多くはないので、メインキャラの各話設定もあるし、小物・動物・美術設定なども少々載ってます。
もちろんどれもモノクロ線画ですけどね。
美術設定に関してはやはり、「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」に一歩及ばない印象です。美術に関してはやはり絵の大きさが大きい方が見やすいし、量的にも「NEWTYPE Illustrated COLLECTION」の方が多いので。
キャラクターの設定画だけなら、この本でも満足できると思いますよ。
この他に世界名作劇場のどの作品の設定資料が掲載されているかは「世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編」にまとめたので、興味のある方はどうぞ。
- タイトル：世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編
- 出版社・発売時期：新紀元社（2009-07-11）
- ページ数：352
- 総合評価：
内容紹介
- 世界名作劇場シリーズの設定資料系ガイドブックvol.1
- オープニング・エンディングカット集＆名場面集（カラーページ）
- モノクロ線画設定資料集（キャラクター、美術、小物、乗り物）
- コラム
- スタッフインタビュー（高畑勲監督、楠葉宏三監督、堀江美都子さん、関修一さん、佐藤昭司さん×中島順三PD）
- 各作品放映リスト、スタッフデータ集
- …etc.
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